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魂ラジブログ
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4月16日 魂ラジレポート
『HUMAN』1等賞スペシャル
4月2日に発売になった5年ぶりのオリジナルフルアルバム『HUMAN』が、前週に引き続き4月21日付けのオリコン週間アルバムランキングで首位を獲得!自身初の2週連続1位に、福山さんもTwitterで「人生初の2週連続アルバム1等賞!」と喜びの呟き。本当に、本当におめでとうございます!
さて、今週の魂ラジは、『HUMAN』1等賞獲得記念スペシャルと題して、ニューアルバムからまだ魂ラジではかけていなかったあの曲とあの曲を、福山さんの生解説付きで、魂ラジ初フルぶっかけいたしました。


まず1曲目は…『246』
タイトル発表以来、番組には「シングル『東京』の続編なのではないか?」という予想も寄せられていたんですが、その真相はというと…


F「たしかに『東京』の中にも『246』という言葉が出てきているんですけれども…。これね、ズバリ言ってもいいですか?すっかり忘れてました。(笑)」

F「無意識レベルで、『自分』というものが登場人物として繋がっているんでしょうね」と話す福山さん。『246』は、以前魂ラジでもお話があったように、「東京の大動脈」とも言われる国道246号線を歌った曲なんです。


そんな『246』では、演奏で使っているのはギターだけ。使用ギターは、1940年製のMartin D-21と、1958年製のGibson ES-335なんだそうなんですが、後者のギターは、福山さんにとって「いい出会い」のあった1本だったそうで…


F「1958年は、GibsonがES-335を作り出した初年度で、これ『1回見たいな』って思っていたES-335なんです。楽器屋さんにこのギターがあることを知っていたので、これをちょっと持ってきて貰ったんですよ。で、その日のうちにこれをレコーディングしたんですよ。これフレーズ弾くんだったらES-335がいいなあ、って思って。」



サンバーストというカラーのこのギター。(木目になっていて、外側がちょっと黒っぽくなっている、グラデーションがかかっている色を指すそうです!)
「この58年製のギターの音に導かれるまま弾いたのが、このフレーズなんです」と話す福山さんは、なんとこのギターを、その音色とフレーズに導かれるままに購入してしまったんだそう!

「その日の夜にちょっとこうお酒を飲んで、酔って決断したと思います。酔いに任せて。という、僕にとっては非常に楽器とのいい出会いもあった1曲です。」


そんな福山さんですが、以前にもインスピレーションを感じてギターを購入した経験がおありのようです。


F「前回のアルバム『残響』の中に入っている『phantom』という曲は、(1960年代後半に出た)ピンクペイズリー柄のテレキャスターで弾いているんですね。それも楽器屋さんで見つけて。『これちょっと1回借りて、試奏いいっすか?』って持っていって、デモテープを作って。『phantom』という曲のコード進行と、フレーズが生まれてきて、導かれるままに曲ができ、導かれるままに買っちゃったんだよね。」

そしてそのインスピレーションは、音だけに感じ取っているわけではないそう。


F「ビンテージギターっていうのは、コンディションが本当に千差万別なので、フレット(ギターの指板上に打ち込まれた棒状の金属のこと)の残り具合でも全然違いますし。」
S「ずっと押さえているとやっぱり減っていくんですね?」
F「削れて減っていくんですよ、やっぱり。あとネック自体の反り方。弦で引っ張られているので、およそ70kg強の強度がかかっていると言われていますよね、アコースティックギターだと。それで、当然元々持っていたオーナーの弾き方や管理の仕方によって、音の鳴り方が違ってくるので。」


と、ギターへのこだわりを語る福山さん。
そんなギター好きの福山さんによる、今週初フルぶっかけをしたもう1つの曲『Cherry』は、ギターを歌った歌でした。
タイトル発表以来、『Cherry』はあの『桜坂』の続編なんじゃないか?とも予想されていたこの楽曲。ギターへの愛とともに、製作裏話をたっぷりと語って頂きました。


「『Cherry』で使っているギターも、『246』で使っているものと同じGibson ES-335なんですよ。でも色が赤なんです。サンバーストじゃなくて。色が違うんです。」

福山さんが今回のレコーディングでメインで使っていたのは、エリック・クラプトンが「クリーム」時代に使っていた1964年のGibson ES-335の復刻版。
このギターは、購入するクラプトンが支援しているアルコール依存症の更生施設にいくらか寄付されるというものだったそう。かつてクラプトン自身がアルコール依存症から立ち直ったという経緯があり、支援するっていう意味も込めてられたこのギターですが、福山さんは2005年に購入されたそう。


S「いわゆるその…レプリカ的なものなわけですよね?」
F「傷もクラプトンと全く同じように付けてあるわけですよ。でケースも、クラプトンの使っていたケースと同じように。」
S「古びていた感じで?」
F「若干。本物を全く同じように採寸して、完コピしたやつで、よくできているんですよ。」

と大絶賛していました。
しかし、歌詞がこういう風になるとは全く考えていなかったそうで、曲を書いていたら『Cherryになっちゃった』んだとか!


その歌詞の中に出てくる、『ウーマントーン』という言葉。
『ウーマントーン』とは、「高音低音を、つまみで調節できるんですけれども、それをゼロにした状態でオーバードライブさせて鳴らす音」だと説明する福山さん。クラプトンが弾いている音として有名なんだそうです。



S「どんな音になるんですか?」
F「えーっとですね、『Sunshine Of Your love』という曲があるんですよ。あの曲で鳴らされるフレーズの音が、『ウーマントーン』と呼ばれています。
で歌の中に『ウーマントーン』という歌詞が出てきちゃったもんだから、歌入れが終わった後に、ギターの何カ所かをウーマントーンで録り直したんですよ。」
S「なるほど!」
F「そうやって録り直さないと、嘘になるなと思って。『ウーマントーン』って歌っているのに、鳴ってないじゃん!って自分でセルフツッコミをして。」

「ウーマントーン」に加えて、『Cherry』にはギターアンプの機種が3機種出てくるそう。この歌詞についても、福山さんのこだわりがありました。

F「Diezel(ディーゼル)、MATCHLESS(マチレス)、Twin Reverb(ツインリバーブ)って出てくるんですよ。『DiezelもMATCHLESSもTwin Reverbも君に首ったけ』っていう。まあ、『君』っていうのはCherryのことなんですけれども。今回のレコーディングでずっと使っていたのは、DiezelとMATCHLESSと、同じフェンダーのギターアンプでも、Tone Master(トーンマスター)を使っていたんですよ。Twin Reverbじゃなくて。」
S「ということは?」
F「で、2バージョン作ったんですよ。『DiezelもMATCHLESSもTone Masterも君に首ったけ』っていうのと、『DiezelもMATCHLESSもTwin Reverbも君に首ったけ』…どう考えても、Twin Reverbの方が言葉のノリがいいから、Twin Reverbで数カ所録り直したんです。」
S「それはだって…もう、わかんないでしょう?たぶん。」
F「わかる人にはわかるんじゃないかなあ。いや、Twin ReverbかTone Masterかっていうのは、わかんない。これはわかんないと思うけれども、ウーマントーンで鳴っているか鳴っていないかっていうのはわかる。なので、看板に偽りなし、っていう曲にするために、歌入れが終わった後完パケしているのに、『ミックス中断して、録り直してもいいですか?』って。」


3月下旬の魂ラジでも、「音は、できました」と話していたり、間に合うんですか?と聞かれ表情を曇らせていた福山さん。ギリギリまでかかっていた原因が、
やっと明らかになりました!

F「『Twin Reverb』って言ってるしな、って思って。で、僕ちゃんと持ってるわけですよ。持ってるから、じゃあツインも使わなきゃ、ウーマントーンにもしなきゃっていう。これぞ、看板に偽りなし。」


そんな生解説付きでお送りした『Cherry』いかがでしたか?
番組では、ギター好きなあなたからの使用ギターに関するマニアックな質問もお待ちしています。

メールは
masha@allnightnippon.com
まで。

来週の放送もお楽しみに♪
投稿時間:2014-04-16 23:02:34
 
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