福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル 魂のラジオ 毎週土曜日23時30分から25時までオンエアー。
魂ラジブログ
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3月25日 魂ラジレポート
『クスノキ』宇宙初フルぶっかけ☆

いよいよあと8日!
4月2日に発売される5年振りのオリジナルフルアルバム『HUMAN』、
今週の魂ラジでは、書き下ろしの「究極の9曲」が詰め込まれたDISC.1から、オープニングチューンである『クスノキ』がいよいよ宇宙初フルぶっかけされました。年末の大感謝祭でお披露目していた『HUMAN』『暁』と違い、こちらは正真正銘、まだ誰も聞いていない新曲。事前に福山さんが「この曲はアルバム全体を掴む大きな手がかりになる」という言葉を残したこともあり、今週は放送前からのその宇宙初フルぶっかけを心待ちにする皆さんの熱い声がたくさん、たくさん届いていました。

○ ラジオネーム:えみみ(石川県)
こんフェニックス!今週はアルバム「HUMAN」から『クスノキ』を聞かせて頂けるんですよね!アルバムタイトルが「HUMAN」なので、当然1曲目は『HUMAN』だと勝手に予想していましたが、その予想に反して1曲目は『クスノキ』。何か意味のある事だと思うのでどんな楽曲なのか、気になって仕方がありません!『クスノキ』のフルぶっかけを心して待ってます!!

○ ラジオネーム:ユウキ(岡山県)
こんHUMAN!ちょっとずつ全体像が明らかになってきた、アルバム「HUMAN」。今週は、『クスノキ』フルぶっかけですね!とても楽しみです。これまでのましゃのお話から、どれだけシンプルにできるか?が、このアルバムのテーマかな、と感じました。足すだけではなく、どれだけ引いていけるか…というのは、現在の私たちの生活にも通じるところがあるのかも、と考えてしまいました。フルぶっかけ楽しみです!!

F「『足すだけではなく引いていく事が私たちの生活のヒントになる』っていうね…。立派だね、魂ラジリスナーの方は。足るを知る、ということが、わかってらっしゃる。じゃあ、百聞は一聴にしかず、ということなんでね。まずは、聞いて頂きましょうか。」

福山さん曰く「新しい挑戦の歌」でもあるというこの曲。25年目に突入させて頂いたお礼と感謝の意も込めて、宇宙初フルぶっかけしてくれました。ちなみにこの曲を初めて聞いた福山さんのスタッフの皆さんは、『びっくりしました』と言っていたんだそうですが、荘口さんは…?

S「いわゆる独唱というか…唱歌というか。」
F「これ、存在は知ってた?被爆クスノキっていう。」
S「以前福山さんからお話を伺ったような。」
F「じゃあ『クスノキ』というタイトルから、そのことを歌っているんだろうな、という想像はついていた?」
S「いや、私これ、最初はわかってなかったんです」
F「ああ、そう?」
S「で、これ、歌を聞き始めて、『あ!そういう話を福山さんそういえばしていた!』と思って。」

長崎県長崎市の山王神社にある、1945年8月9日に被爆したクスノキ。爆風や熱戦を受けて焼かれたこのクスノキは、被爆したために、少なくとも3年は芽吹かないだろう、もしくはこのまま倒れて死んでしまうだろうと思われていたそうです。しかし、そんな心配とは裏腹に、すぐに新芽、若葉を芽吹き、まさに、その命の強さを体現している木。戦争や原爆の悲惨さと命の強さを知ることのできる場所として、日本だけでなく、世界からたくさんの方々が訪れているんです。

「この歌は、その実在するクスノキの歌なんです」と改めて説明してくださった福山さん。タイトルでしか『クスノキ』とは言っておらず、歌詞の中に『クスノキ』という言葉は出てこない。なので、タイトルを伏せて聞くと、何のことを歌っているのか一瞬わかりにくい、ともおっしゃっていました。実は、違うタイトルもたくさん考えていたんだそうです。

S「メロディは…?」
F「メロディは5年以上前からありました。僕の脳内ハードディスクに。」
S「どこかでレコーディングしていたわけじゃないですもんね。」
F「デモテープも録っていないし、レコーディングもしていないので、このレコーディングのときに『あ、そういえばこれをやろう』と思って。それで、ちょっとなんか足りないなあと思っていたんですよ。アルバムは『HUMAN』なんだけれども、『HUMAN』の前に何かいるなあと思って。『HUMAN』という曲は、ある種、誰にでも当てはまる曲、だという風に思っていたので、アルバム全部を縦軸として貫くテーマではあるし、全部を包括する楽曲ではあるんですけれども、ある種僕じゃなくても歌える歌なんですよね。でも、『クスノキ』に関して言うと、これはやっぱり当事者として…。『被爆2世』という言葉があって。僕ら長崎、広島で生まれ育った一世代は、そういう風に呼ばれているんですけれども。そういう人じゃないとなかなか書かないだろうし、書き出さないだろうし…。」

今回アルバムを作るに当たって、最初は『HUMAN』がタイトルだから、オープニングチューンでありタイトルチューンが『HUMAN』だな、と思っていた、と語る福山さん。しかし、『HUMAN』以外の曲も作っていく中で、「ん?なんかちょっとこれ足りんな」と思ったことがあったそう。そんな中、「あったあったそういえば、あれちょっと形にしてみよう」と、急遽アコースティックギターで脳内に記憶していたメロディを形にし始めたと語る福山さん。そう、メロディ自体は、2009年に長崎で開催された2度目の稲佐山ライブ「福山夏の大創業祭」の時にはすでに福山さんの脳内に存在、当時はそのステージで未発表曲として演ろうとも考えていた曲なんだそうです。

S「その時詞はなかったんですか?」
F「詞は、『我が魂は故郷へ帰る』っていうのは浮かんでいたんですよ。」
S「あ、最初のメロディのところに、それが…。」
F「『我が魂はこの土に根差し』っていうのが、今の歌の始まりになっているけれども。その時、2009年当時の脳内では、『我が魂は故郷へ帰る』っていう…なんだっけな?たぶん、『この身朽ち果てても』みたいなそういった内容、で田舎の田園風景みたいなものがBメロにきて、でまた『我が魂は故郷へ帰る』みたいな。この歌は、戦争なりなんなりで、自分の故郷を離れなければいけなくなった人が、道半ばにして帰ることができなくなり、でもその魂だけは故郷に帰るんだ、故郷のために自分は命をかけて旅に出て、でも帰れなくて、魂だけは故郷に帰るんだ、という内容なのかな、と思ってたんだ、その5年前は。」

2009年当時から「すごく大事な1曲になるかもしれないな」という予感はあったものの、結局完成させないまま、5年間、脳内に置いておいたとのこと。それには、こんな理由がありました。

F「完成させなかった理由、手を付けなかった理由は、たぶん必然性が自分の中に感じられなかったからなんだと思うんだよね。兵士であるとか、軍人であるとかっていう人に自分の気持ちを乗せて歌を作るっていう必然性が、腑に落ちなかったんだよね。別に歌いたくないわけではなくこの先そういう歌を歌うことがあるかもしれないけれども、なんかその時は、『我が魂は故郷へ帰る』の歌じゃないな、と思ったんだよ。で、置いといて。」

違うと思った時から、「『我が魂は故郷へ帰る』という大喜利が始まっていたんです」と、福山さんがこれだと思う「言葉」を見つけるまでの過程を話してくれました。

F「『我が魂は故郷へ帰る』っていうのは、自分の深層心理の中から出てきたキーワードであって、その途中段階のどういう内容かっていうのは、後で考えるんですよ、いつも。今回『HUMAN』っていうアルバムを作ってく中で、いや、これは、『我が魂は故郷へ帰る』っていう歌じゃない、と。『じゃあなんだろう?我が魂…なんなんだろう?』って思って。作詞大喜利が始まったんですけれども。自分の魂が、っていう歌じゃないなこれ、っていうのが作っていくうちにだんだん生まれてきて。だんだんピントが合ってくるんですけれども。そういえば、あの被爆のクスノキの歌をずっと作ろうと思っていたけれども、これまた全く手を付けてなかったなあと思って。じゃあ、この『我が魂』を被爆クスノキの立ち位置で、あの生命体の魂として書いてみようかな、って言うコンセプトが決まったら、ものの30分くらいでぱっと書けちゃって。パズルのピースがはまるというか。『あ、こう言うことだったんだ、これが言いたかったんだ、これなら言えるんだ』っていうことで、ぱぱぱぱぱっとすぐ書けちゃうんだよね。」
S「腑に落ちたんですね。」
F「うん。そうか、『我が魂は故郷へ帰る』のではなく、『我が魂はこの土に根ざし、決して朽ちずに、決して倒れずに』なんだ、っていうのが出てからは、もうかなり早かったですよねえ。」

去年の年末の感謝祭のライブでも披露した『HUMAN』『暁』という2曲に加え、と『クスノキ』という歌ができたことによって、アルバム制作の中で『あ、もうちょっと音楽的に遊んで良いんだな』っていう余裕も生まれたんだとか。

F「歌詞も音楽的な部分も、もうちょっと遊んでいいんだなっていう…。それこそ『とりビー』然り、『Cherry』然り。」
そんな未発表の曲たちがどんなものなのか?こちらもとても楽しみなところですが…。
話はそんな過程を経て生まれた『クスノキ』のレコーディングへと進みます。

F「レコーディングは早いもんですよ。井上鑑さんがやったワンテイク目のピアノですから。最初テストで、ちょっと音のテストで調整としてやっていたので、テイクとしては使えないテイクだったの。それで、ほんちゃん撮りましょうか、っていって、2テイク録って。その1テイク目がこのテイクなので。最初はね、実はギターも全編入っていたんですよ。ま、入れているんですけれども、チャンネルとしてミュートしていて。やっぱりピアノだけの方が良いなっていうことに最終的になって。ギターでも全然弾けるんですよ。これ。」
と話しながら、ギターを片手に『クスノキ』のワンフレーズを弾いてくれた福山さん。

F「で最初こういう風にデモテープを作っていて。なんかちょっと要らないなあ、と思って。それで間奏とエンディングだけアコギを弾いた、という…そんなサウンド。まあ、サウンドは本当に、ほぼ独唱のような感じで考えていたんで。」
S「だからこう、マイクの前で1人福山さんが立って歌っている光景が目に浮かんできて…」
F「♪さらば〜友よ〜」
F「♪桜舞い散る〜」
S「♪ぼ〜 っていう感じの、そういうこう、『独唱』みたいな。」

森山直太朗さんの『さくら(独唱)』のモノマネをし始めるお2人でした。
4月からのドームツアーで福山さんがどのように披露するのか?今から楽しみですね!リスナーの皆さんからは『クスノキ』に対する感想や質問メールを絶賛受付中です!

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masha@allnightnippon.com
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たくさんのメールお待ちしています!
投稿時間:2014-03-28 15:45:32
 
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