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魂ラジブログ
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12月9日 魂ラジレポート
世界エイズデースペシャル
1988年に「世界エイズデー」が制定されてから丸25年。
年に1度、この日に合わせてエイズ・HIV・セーフセックスについて考えてきた魂ラジは、
今年も「コンドームの達人」こと医師の岩室伸也先生をスタジオにお迎えし、みなさんの疑問や最新の知識についてお答えいただきました。

F「コンドームの達人、岩室伸也先生です!」
I「こんばんは、よろしくお願いします。」
S「今年もネクタイはお馴染みのですね!」

コンドームのイラストが描かれたネクタイがシンボルマークにもなっている岩室先生は、
今年で5年連続の魂ラジ登場。
現在、公益社団法人 地域医療振興協会ヘルスプロモーション研究センターにてセンター長を務められているほか、厚木私立病院泌尿器科などで治療に当たられている現役のドクターでいらっしゃいます。

正しい知識の普及のため、学校等に講演会にも行かれている岩室先生に、
まずはエイズに関して日本、そして世界での現状について伺いました。

F「世界では減少しているけど、日本では増加傾向にあるってニュースを耳にしたことがあるんですが、どうなっているんですか?」
I「治療が広がったおかげで世界は少し抑えられてきて、亡くなる方も減りました。ただ日本はずっと増え続けてきたのが、ここ5年くらいやっと横ばいになってきたくらいですね。」

世界で見ると、1年辺りのHIV感染者はピークだった1990年代後半の350万人から2012年には230万人に減少。またエイズによる死者数も、ピークだった2005年の230万人から160万人に減少したのですが、それでもなお3500万人を超える人が感染者としてHIVとともに生きており、1日に4000人以上もの方がエイズによって命を落としている現状があります。

そんな中、先日日本でも大きなニュースになったのが輸血用の血液からの感染。
献血を行った男性の血液からHIVウィルスが検出、それを輸血された2人のうち1人がHIVに感染してしまうという事態が起きてしまいました。

このショッキングなニュースに、リスナーの方からもたくさんの質問が届きました。

○匿名希望(新潟県)
「先日のニュースを見てとてもいたたまれない気持ちになりました。本来『人を救うための輸血』がこんなことになってしまうなんて…。私は職業柄、検査をする立場の人間です。いくら正確な検査を行うようにしていても、そこには限界が存在してしまうのが現状です。その危険性があることを、今回ぜひ岩室先生から詳しくお話していただけないでしょうか?」

F「まず今回のニュースでこういうこともあるんだって初めて知った国民もいると思うんですね。」

みなさんから多くあった質問が「なぜ検査で輸血のための血液からHIVウィルスを発見できなかったの?」というもの。
これまで「輸血から感染する可能性はあります」ということを魂ラジで伝えてきた岩室先生に、改めてその原因を伺いました。

I「献血で集められた血液は必ずウィルス自体を調べる検査をするんですが、HIVに感染してから体の中でウィルスが増えるまでに時間がかかりますよね?だからどうしても数週間、厳密に言うと11日間は見つからないということになってしまうんです。」

このウィルス検査、お金がかかるため輸血で集められた血液はこれまで20本まとめて行うのが通例だったそう。
その結果、20倍に希釈されたものから検査をくぐり抜けてしまった血液が、今回の自体を引き起こしてしまうことになったとのこと。
これを受けて改めて検査の精度を見直すとの発表もありますが、改めてHIV感染の検査目的で献血をしてはいけないことを警鐘するとともに、輸血後には必ず検査で調べてほしいと訴える岩室先生。

I「実は今回のケースも日赤が追いかけるまで検査されていなかったんですね。」
F「僕は輸血をされたことがなかったので知らなかったんですけど、輸血をするときには事前に同意書も差し出されるんですよね?」
I「輸血をするとB型肝炎やHIVに感染するリスクあるといえばあるんですが、確率で言うとジャンボ宝くじを10枚買って1等に当たるより低いです。非常に低いのですが、でも不幸にして感染してしまうことはありますね。」
F「そういう現状なんですね。」
S「われわれにとってはショックな出来事でしたが…。」

この話を受けて、リスナーから血液感染に関して届いた質問。
誤解の無いよう、また岩室先生に正しい知識を共有していただきました。

○ラジオネーム:うさこ
「エイズは血液感染が主だと思っていたのですが、電車などでけがをした感染された方の血液がドアや手すりに付着した場合、同じように自分がけがをして血液が出ていた場合には感染することはあるのでしょうか?」

I「そういうのはありません。」

この質問に「無い」と断言する岩室先生。
感染するには輸血や薬物のまわし打ちなど、直接血液中にウィルスを入れなければなりません。一方で怪我をした箇所は血が出ているために他の血液が侵入することはできず、血が止まっている場合には傷口にバリアが出来ていることになるため、直接ウィルスが入ることはないそう。


他にもみなさんからたくさんいただいた質問や相談は、また明日のブログでお伝えします。
写真は、毎年お世話になっている岩室先生です。
ネクタイとネクタイピンにも注目してみてくださいね。
投稿時間:2013-12-09 22:45:32
 
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