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魂ラジブログ
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3月19日 魂ラジレポート
龍馬×大友啓史監督
スタジオにびっしりと入った大勢の人。
ブースにはまぶしいほどのライト。
いつもとは違う様子だった放送前の魂ラジ、それには理由がありました。

F「今夜は、メメメメメディアミーーーーックス!」
S「だから福山さんも今日はバッチリ決めて…」
F「まままままゆげを書ーーーーーーく!」

ばっちりまゆげを書き、スター仕様の格好に福山さんが身を包んでいたのは、
この日スペシャルゲストともに、メディアミーックスでお届けするためだったんです。

そのゲストとは…

F「本日公開の映画『プラチナデータ』から、二宮和也さんが…!」
S「え!?」
F「来てなーーーーい!」
S「ですよね(笑)」

ラジオの前でびっくりしてしまった方、ごめんなさい(笑)
お得意のフェイントを挟んで、改めてご紹介。

F「『プラチナデータ』から、大友啓史監督です!」

『龍馬伝』の監督であり、3月16日(土)に最新映画『プラチナデータ』が公開となった大友監督が、魂ラジに初登場。
そこで、大友さんがレギュラーを務める週刊現代さんの『大友啓史の役者論』がこの対談を取材するという、メディアミーックスな放送が実現したんです。

O「どうも〜。」
F「改めて大友さんと公の場所でトークをするのは…?」
O「今まで無いですよ。」

飲み屋さんでよく語り合うことはあっても、正式な対談という形は初めて。
2010年に放送された『龍馬伝』から3年、
やっとこのときがやってきました!(^^)

実は、初対談をすることとなったこのスタジオとも、深い縁があったんです。

O「僕はここに『龍馬伝』で福山さんを口説きにきたんですよ。魂ラジの放送前に奥の控室で、資料を渡してお話させてもらいました。」
F「そうでしたね。」
O「『ハゲタカ』見てて下さったから、それで話が盛り上がって。『あ、これちょっとありかな…?』って思ったんです。」
F「ありですよ(笑)」
O「プロデューサーと2人でスキップして帰ったもん(笑)」

実は、ほとんど玉砕覚悟でニッポン放送まで足を運んでいたそう。
でも当の本人は、全く違ったことを考えていたようです。

F「大河ドラマのお話が坂本龍馬だなんて、寝耳に水でしたから。」

最初は相当驚いたそう。
でも「絶対にやりたい」という想いと、どこかで踏み切れない部分があったとのこと。

F「準備から入れると1年以上かかるし。しかも時代劇なんてやったこともないのに、いきなり誰もが知る坂本龍馬の大河ドラマだからさ。」
O「僕とプロデューサーは福山さんしかいないと思ってましたよ。」
F「『ハゲタカ』を見て、僕も大友さんとお仕事をしたいなとは思ってたの。でも出会いの案件が、デカすぎて(笑)」

結果はみなさんがご存知の通り。
大友さんと福山さんが作り出す『龍馬伝』に多くの方が魅了されたと思います。
どこか通じ合うところがある2人、当時の撮影の裏ではこんな話でも盛り上がっていたそう。

F「龍馬が暗殺された後に『弥太郎伝』っていう話が仮にあったとして…」

香川照之さん演じる岩崎弥太郎は、龍馬亡き明治期に商業で一儲けしようと企んでいた。
そこに、福山さん演じる渋沢栄一がやってくる。
利益独占を狙う弥太郎に対し、
「日本全国で会社をつくって国力を上げていくんだ!」
という、龍馬と通ずる想いを語る渋沢。
顔も瓜二つの彼に対し、弥太郎はまた「龍馬…!?」と衝撃を受けるのであった。

S「生き写しが…!?」
F「冗談ですけど、『そんなスピンオフがあったら面白かったね』って話してたんです。」
O「酔っぱらいながらね。」
F「でももうNHK辞めちゃったからさ(笑)」
O「すみません(笑)」

そう、実は『龍馬伝』で指揮をとった大友監督と鈴木プロデューサーは、その後お二人ともNHKを退局。
あらすじを聞くだけでワクワクする話ですが、妄想で楽しむしかないようです。

○ラジオネーム:あやか(新潟県)
「『龍馬伝』のなかで長期間ご一緒されて、今まで福山さんに抱いていたイメージと実際で大友監督が何かギャップを感じたことはありましたか?」

O「ポテンシャルとしては骨が“太い”って思ったんです。」

福山さんのライブを見たときに、感じていた“太さ”。
それがドラマの中で、龍馬として出てくることを楽しみにしていたという大友さん。
脱藩して、貿易を始めて…と実際に龍馬が骨太になっていくように、福山さんの“太さ”も一緒に加わっていけばと思っていたそうですが…

O「ただそこで想定していたものが、予想以上に太かったんです。」

現代の私たちの暮らしとは全く違い、
歴史ドラマで描かれるのは、時代の荒波の中を命がけで生きていた人々。
その命がけの生き方を上っ面だけでとらえるのではなく、
「同時代を生きて感じなければ」と考えていた大友さんは、福山さんの中にも“命を張っている”部分を見出したそう。

O「それがこの歴史時代劇の中のどっかで、ボン!と出てきたら面白いなと思ったんですけど、予想以上に早く出てきちゃって。出し惜しみするつもりだったのに、俺らの先を行っちゃうから。」

どんどんと想像を超えていくからこそ、大友さん自身も常に宿題を出されている気分だったそうです。
でもそれは、福山さんにとっても同じでした。

F「僕は大友さんの自由演技というか、『はい、やって!』って言って具体的な指示がないことに最初は戸惑いました。」

やっていく中で、それぞれの役者さんの芝居を見て少しずつ自分なりのやり方を消化していったとのこと。
そんな大友さんの演出法は、2年間のL.A留学がルーツだそう。

O「NHKで大河に触れていた時から疑問に思っていたんです。」

1990年にNHKに入局後、大河ドラマの仕事に携わりながら、
相手がいないのに芝居をやってしまったり、カメラが向けられたときだけ演じる役者さんを見て、
「それって芝居かよ。もっと違うんじゃないの?」
と20代の大友さんは考えていました。

その後、97年から2年間ハリウッドで脚本や映像演出を学ぶ中で、
「2人がいたら、その間にある空気を撮るんだ」という話に、強く共感したそう。

O「『ここで泣いてください』っていう結果を示すんじゃなくて、涙を流してほしいなら、そっちに仕向けていくのが演出である、と学んで。やっぱりそうかって思ったんです。」
F「自分が感じた違和感は間違ってなかったんですね。」
O「そうですね。」

芝居は、説明ではない。
例えば「涙」は悲しいだけでなく、いろんな感情をもったもの。
だから涙を流すか否かの主体的な判断は、役者のオリジナリティの任せるべきであり、逆に演出家は、そこに踏み込んではいけない。
それが手腕でもあると語る大友さん。

O「もちろんハリウッドがすべてこうというわけではないけど、僕はこのやり方にびびっと来たんです。」

そのスタイルをNHKに持ち込み、少しずつ形に出来て行ったのが『ハゲタカ』でした。
そして、その形についてきてくれる仲間も集まるように。

F「大友さんは、もはや“演技”には興味がないんですよね。」
O「そうですね(笑)」
S「それってすごいフレーズですね。」
F「その場で何が起こるのか、『ライブが見たい』って気持ちなんです。」
O「それが一番楽しいんですよね。」

“ライブ感”が一つのキーワードとなる大友監督のスタイル。
『龍馬伝』でどのようにそれが表れ、どんな想いをもってのぞんでいたのか。
その詳細については明日のブログに続きます!お楽しみに!

投稿時間:2013-03-19 16:21:35
 
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