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魂ラジブログ
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12月21日 魂ラジレポート
秋元康さん×福山雅治B
本日も秋元康さんをゲストに迎えてのトークの様子をお伝えします。
作詞家、テレビプロデューサー、脚本家、映画監督などマルチに活躍中の秋元さんに次々と質問をしていた福山さん。同じクリエイターとして、秋元さんからも福山さんへ質問が投げかけられました(^^)

A「自分で作るってことはどこかで客観性と主観がぶつかるわけじゃないですか。それをどこで判断してるのか?自分としてはすごく気持いい。このメロディー、この歌詞がすごくかっこいいと思っていても、プロデューサーとしての福山雅治は『まだ早いんじゃないの?もう一発やってからの方がいいんじゃないの?』とか。どうやってバランスを取っているのかなと。」
F「一応、自分史の中でこれはやってなかったなってものを最優先することはいつもなんとなく意識してますね。この前がバラードだったら、2曲続けてバラードは絶対にない。あとは曲のビート感、リズム感で決めているところがわりと僕はあるみたいです。それはなぜかと言うと、アウトプットの場がライブだっていうのはデビュー当時から変わらないことで、ライブのセットリストを組み合わせていくときにどれだけバラード、アップテンポを組み合わせていてもビートが変わらないと自分が飽きちゃうんですよね。横揺れの曲も欲しいなと思ったら、横揺れの曲も作るし。で、それがアルバムの中だけで完結してても会場での大きなうねりは生まれないだろうから、次に大型タイアップが来たときに横揺れの曲
を出したいなとか。歌詞に関してはそのときそのとき、リアルタイムで考えてます。」
A「僕の場合はネタを探してるわけじゃなく、毎日色々なものを見て。たとえば、ネットを見ているときにフラゲとかシュシュって言葉が面白いなと思ったらそれがインプットされるわけだし。それを頭の中で探っているときが一番楽しい作業かもしれないですね。」
F「フラゲって言葉をAKBというアイドル集団が歌うにあたって、『フライングゲット 僕は一足先に君の気持ち 今すぐ手に入れようか』というところにバンといくところ秋元さんたる所以だなと思いましたね。」
A「そこの奇を衒った部分の責任を取らなきゃいけないっていうのは必ず考えますね。たとえば、メロディーを聞いてこれ泣けるなと思ったら、『これはどうやったら泣けるだろう?男と別れた女の子が彼のことを思って夜、どんなことをするだろう?ただ一人で泣いているよりも何度も何度も歯を磨いている方が余計哀しいかな?』と思ったら、真夜中の歯磨きという風に組み立てていくんですね。」
F「『ポケベルが鳴らなくて』というのもありましたね。ポケベルという媒体がなくなるんじゃないか、そういう恐怖感はないんですか?僕は今でもメールって言葉を使うのに抵抗があって。そのうちメールとか言わなくなるんじゃないかなと思って。」
A「言わなくなるでしょうね。でも、それは『そんな時代もあったね。』って思えるのが歌じゃないかなと思うわけですよ。昔で言えば、『ダイヤル回す手が震えた…』みたいな歌詞。それも時代じゃないですか。緩やかな時代の流れとともに古くなっていくのが逆にいいんじゃないのかなと思って。」
F「なるほど。使ってみよう(笑)」

本当に多岐にわたって活躍されている秋元さんですが、現在はやはりAKB48の総合プロデューサーとして注目されることが多いようです。魂ラジリスナーのみなさんからの質問もAKB48に関するものが数多くありました。次々と斬新なアイデアを打ち出していく秋元さんへ、こんな質問が寄せられました。

○ラジオネーム:早秀さん(大阪府)
「こんAKB48!僕は指原莉乃さん推しで握手会にも何度か行かせていただきました。質問なのですが、秋元さんは今後AKB48をどうされていきたいのですか?たくさんの姉妹グループも発足していますが、今後もっと増えていくんですか?気になります!」

F「株主総会みたいな質問ですね(笑)」
A「何も考えてないですね。戦略とかは。それがリアルだと思います。今、海外戦略なんて言われてますけど、戦略でも何でもなくてそういう話があって面白いからやってみようと思っただけで。ただ、そこで踏ん張るわけです。自分で責任を取らなきゃいけないわけだから一生懸命考えるわけです。総選挙やっても『結局固定メンバーじゃん。』って言われたりするから、『次はじゃんけんだ!』って思うわけで。そこは苦しい。年末もAKB紅白、2つに分けてどうするか?そうやって考えていくことで新しいことが生まれていくと思うんですよ。神7、神8と言われるようにメンバーの固定化問題、それから高齢化問題。」
S「まだ若いじゃないですか(笑)」
A「まあ、そうですけど(笑)そういうことも含めてどうしていくのか?AKBのスタッフにいつも言っているのは『とにかく24時間、AKBのことを考えろ。』と。考えるしかないと思いません?」
F「それは考えますね。どう感じるかってこともすごくあると思いますけど、スタッフの方には考えてほしいですね(笑)発想の根幹は自分で持つことが大切だと思いますけど、どこで人に下駄を預けるのかですよね。」
A「そうですね。だから、阿吽の呼吸で動けるスタッフをどうやって集めるか。RPGみたいな旅ですよ。」
F「僕も時流に乗ってジョブズさんの名言集みたいなのを読んだんですけど、彼は一流のブレインを集めることにすごくこだわっていた。それは人材というのは掛け算だという考えで、一流の人ばかりだと1×1でずっと1だけど、そこに二流、三流の人がまじると1×2、2×3という風になっていってしまうと。人を二流だとか三流だとかっていう風な目で見たりしたくないですけど、ドラスティックな考えでいうとそうなるのかと思って。」
A「すごい言葉だね。」
S「まだ足りない人っているんですか?こういう人が欲しいなとか。」
A「いっぱいいますよ。僕もそうですけど、プロデュースする人に言っているのは『騙されたと思ってやってください。』ってこと。それが一番成長するんですよ。騙されたと思ってやることは自分にはない筋肉を使うことになるんですよね。僕はいつも騙されたいと思ってる。PVの監督やアレンジャーや色々な人に色々なことを言われ、『わかった。それ乗った!』と。それでどんなものができるのかすごく楽しみ。」
F「同感です。僕もドラマとか映画に出るときはいつもそうです。」
A「そういうときに一番感動することがあるんですよね。自分の予測を超えて。そこを楽しみにしているんじゃないですかね。」

AKB48グループの総合プロデューサーとして世間の注目を集め続ける秋元さん。今回の対談では、その裏側で秋元さんが信頼を寄せるスタッフさんとともに日々悩み、考え続けていらっしゃることが明らかになりました。天才クリエイターの素の部分が垣間見えたことにリスナーのみなさんも驚きを隠せないようでした(^^)

○ラジオネーム:ゆうさん(埼玉県)
「こんプロデューサー!今日の対談面白いです。秋元さんの作品は注目され、メディアで取り上げられることも多いですが、作品が作り出される過程での秋元康氏の苦悩が垣間見られることはなかなかないと思います。聞いていてすごく刺激的でした。」

○ラジオネーム:ゆみさん(福岡県)
「こん上からマリコ!私はAKBの歌のキュンキュンする歌詞が大好きです。今日は秋元さんのものづくりの裏側を聞けてすごく良かったです。出す曲、出す曲売れていてすごいなと思っていましたが、秋元さんにも生みの苦しみがあるんですね。「ヒットの鍵は周囲の力だ」という言葉が意外でもあり、なるほどなとも思いました。AKB人気は色々な人に支えられているんですね。これからもあっと驚くような仕掛けを楽しみにしています。」

A「ありがとうございます。」
F「これからもAKB、SKEがどうなっていくのか楽しみですね。僕が今年一番好きだった曲はNMB48の「絶滅黒髪少女」ですね。3サビのところで襖が開くところがいいですね。あのとき僕の中から何かが出てますね。今日は本当に1時間があっという間で。」
S「がっちりと話しましたね。是非連絡先を交換して今後もね。」
A「えぇ、是非また。」
F「とにかく美味しいお店、それもあまり有名でないところを知ってらっしゃるとうかがっておりますので、是非お願い致します。」
S「秋元さん、初対談いかがでしたか?」
A「やっぱり真面目ですよね。アーティストですよね。骨っぽくて。もちろんそういうところがあるとは知っていましたけど、アダルトビデオが好きだとか言っちゃう面白さとのバランスが良いんだなと。」
S「福山さんはどうでした?」
F「秋元さんの人肌感っていうものを感じることができて、やっぱり汗かいて血流して作ってらっしゃるんだなということを実際お会いしてお話して知ることができて良かったですね。遠くから見てるとチームとして組閣してプロジェクトとして動いているのかなというイメージがあったんですけど、仏作って魂入れずじゃダメなんだなってことが改めて。」
A「やってるうちに気づくんですよね。監修とかブレインとか企画協力とか、そういう緩い名前で作っていては書けない。今、1日2曲で600曲ぐらい書いてるんですけど、それぐらいやらないと。」
F「それをやり続ける体力、本当に素晴らしいです。今日は本当にどうもありがとうございました。」
A「ありがとうございました。」

今回の対談はリスナーのみなさんにとっても興味深い内容が盛り沢山だったようです。
秋元さん、ありがとうございました!

それでは、次回の放送もお楽しみに☆

投稿時間:2011-12-21 22:10:07
 
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