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2月3日 小原信治の草の根広告社
「徒然なるままに。」

 まだまだ余談を許さぬ状況が続いているけれど、エジプトで現・大統領が退陣を表明した。決定打になったのはフェイスブックでの呼び掛けによる100万人のデモなのだろう。これが21世紀の革命なんだと改めて感じた。
 中国での反日運動など、これまでにもインターネットを通じて民衆が決起する事例は世界で幾つもあった。でも、今回のエジプトの例が大きく違うのは、
フェイスブックという名前や顔写真という個人情報をオープンにしたメディアに参加している人たちの集まりだということだ。事と次第によれば、フェイスブックがそのまま反政府主義者としての逮捕者リストになり兼ねないのだ。それに比べると、これまでのネットの呼び掛けに呼応した民衆の決起は誤解を恐れずに言えば、「卑怯」だったと思う。名前や顔などの個人情報を一切伏せた人たちが、顔や名前を晒している個人や組織を叩くという点において。

 少し前にホテルの従業員が有名人の目撃談をツイッターで公開したことが問題になったけれど、きっと書いた本人はさほど悪いことだとは思っていなかっただろう。「写真週刊誌だってバンバンやってるじゃん」くらいに思っただろう。
でも、写真週刊誌は自分たちを晒しているし、裏では取引が行われている場合もある(と断言できるのは、過去に僕自身そういう経験があったからだけど。)。しかし、そんな写真週刊誌でさえ、コンプライアンスが厳しくなった昨今では過激さを自粛しているのではないだろうか。僕も表現者のひとりとして携わっているフィールドであるテレビやラジオなどはもちろん、10年前くらいまでは当たり前のようにあった表現の過激さはすっかり失われた。同時に、メディアにあった「過激な面白さ」はかつてはアンダーグラウンドな存在であったネットに移った。が、それももうすぐ終わりなのだろう。ネット社会の自浄作用とでも言うのだろう。先の従業員だって本名を隠していたにも関わらず、すぐに個人情報を特定され、叩かれていた。結局、写真週刊誌と同じことをするならば、たとえ個人といえども、商売であろうがなかろうが、発信者として影響力を持つ以上は、対等なリスクを背負うべきだというごくごく常識的な結論に行き着いたんだと思う。
 「誰もがつながることができる。」インターネットは、文字通り世界を変えた。そして、それは匿名性を排除した、一般社会と同じレベルにまで浸透するところまで来たんだと思う。それが、良いことか悪いことかは別の、事実として。
だって、あのウィキリークスがノーベル平和賞の候補として推薦される時代なのだ。
 と、だらだら書き綴ってしまったけれど、こんなことは物心ついた時からインターネットに触れている世代にとってはこんな風に書いて説明したり、納得したりするまでもない、ごく当たり前のことなんだろう。
 ようするに何が言いたかったのかというと、「時代は大きく変わった」ということだ。
 また大相撲が八百長問題で取り上げられ、叩かれているけれど、報道を見ていて思うのは、八百長問題というのは所詮ひとつのきっかけに過ぎないんだろうなということ。みんなが思っているのは、未だに昔のままのシステムで既得権益を守っている大相撲そのものが、新しい時代に適応した変化を求められているんだろうということだ。

 侍は身分も刀も捨てた。ラジオだってインターネットで聴けるものになった。結局、時代の大きな波には逆らうことはできない。
 それが正しいかどうか、大相撲に全く興味のない僕には分からないけれど。
 なんてことを映画『ソーシャルネットワーク』を見て今更ながら感じている僕は、やっぱりひと昔前の人間なんだろうなあ。なんたって、今日、食べなきゃいけない豆の数が42個!だしなあ。まだ8個目。春だなあ…。

小原信治
投稿時間:2011-02-03 22:13:29
 
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