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7月9日 小原信治の草の根広告社
どうする、どうなる湘南の夏。

 静岡で幕を開け、新潟、埼玉、そして横浜…。
お手伝いさせて頂いている福山さんの道標ツアーとレギュラーの関西仕事で、今日は東へ、明日は西へと飛び回る慌ただしい日々。週に2、3日しかいない東京へ帰るたびに、夏が近づいていたり、また遠のいていたり。梅雨なんだか、梅雨じゃないんだかのハッキリしない空を見上げて、早く夏にならないかなぁ、なんて思っていた矢先、少し前の新聞でこんな記事を見つけた。

『平成22年度から全国で初めての「公共的施設における受動喫煙防止条例」を施行する神奈川県の松沢成文知事は3日、県内の海水浴場を、喫煙所以外では原則禁煙とする方向で検討に入ることを明らかにした。県によると静岡県熱海市や和歌山県白浜町など市町村単位での禁煙の措置はあるが、都道府県単位での規制は全国初という』

 僕の故郷神奈川県の話だ。
遂に来たか、という感じだった。以前、横浜でBarを営んでいる友達が「こんな条例作られたら商売上がったりっすよ」と、先の「公共的施設における受動喫煙禁止条例」に猛反対していた時から、次は絶対、海だと思っていた。いや、むしろ海だけはそうした方がいいんじゃないかとさえ思っていた。公共施設ではルールじゃなくてマナーだろ、と僕自身思うけれど、海は、というか、砂浜での喫煙を禁止するという今回の条例には賛成だ。すべての喫煙者が砂浜にタバコの吸い殻を捨てないことを約束しない限り。

 以前、人と海の命を守る正義の味方ライフセーバーたちを主人公にした
『早乙女タイフーン』というドラマを書かせて頂いた時、ライフセーバーの方から聞いて驚いたんだけれど、砂浜に捨てられたタバコのフィルターは200年以上分解されずに、海に毒を撒き散らし続けるのだという。
「これを飲んでるのと同じことなんですよ」
 ライフセーバーの方がコップに入れて見せてくれた、タバコの吸い殻を溶かしたあの茶色い水を、僕は忘れることができない。

 その頃、僕はまだタバコを吸っていたけど、そのとき以来、砂浜では吸えなくなってしまった。砂浜でタバコの吸い殻を見つけるたびに、せっかく海に来たこ
とをすべて台無しにされたような、憂鬱な気持ちになるようになってしまった。 先日行った宮古島の、ゴミひとつ落ちていない見渡す限りの白い砂浜でも、心無い喫煙者が捨てた、たった一本の吸い殻を見つけ、最悪な気分にさせられ
た。そして、頑張って吸い殻を拾ってくれているライフセーバーの方々には申し訳ないと思うけれど、それでも砂浜から吸い殻の消えない、故郷の湘南の海に行くことも少なくなってしまった。

 まだまだ反対も多いという今回の条例だけど、僕はこのニュースを見て、来年の夏、煙草の吸い殻はおろか、ゴミひとつ落ちていない湘南の砂浜を歩いてみたいと思った。

小原信治

投稿時間:2009-07-09 22:07:05
 
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