福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル 魂のラジオ 毎週土曜日23時30分から25時までオンエアー。
魂ラジブログ
2009年4月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
カテゴリー
・すべて表示
・魂ラジレポート
・福山雅治インフォメーション
・魂ラジインフォメーション
・最愛
・5年モノ
・スタッフ日誌
・小原信治の草の根広告社
 
ニッポン放送がインターネットで聴けます!!
すべて表示
4月23日 小原信治の草の根広告社
はじまりのうた

「いつかお皿に入れてやりたいと思ってたんですよ」
 先週の自らそう語った、福山さんの”はじまりの歌”『追憶の雨の中』のライブバージョン。昨年末に開催された冬の大感謝祭のものが5月20日に発売となるシングル「化身」の初回限定版に収録されるということをちょっぴり恥ずかしそうに発表したとき、目の前で訊いていた僕の中にも、色んな思いが過った。

 恋愛でよく言われるのが、「男は女の最初の男になりたがり、女は男の最後の女になりたがる」という話。男は最初の女をずっと忘れない。忘れられたくないから、最初の相手になりたがるのだろう。
 福山さんがよく冗談で「最高傑作は次の作品です」ということがあるけど、これは女性の生理に近いんだろう。最高傑作かどうかはともかく、男は最初の相手に特別な感情を抱き、そこで味わった喜びや感動、そして、その時の自分自身がいつまでも忘れられないような気がする。それが、しあわせにできなかった相手ならなおさらだろう。
 イニシャル2800枚。いつかしあわせにしてやる、と思い続けながら、この20年、歌い続けて来たんだろう。

 文学の世界では「デビュー作には、その作家のすべてがある」という言葉がある。すべてがそうだと言い切れないとも思うし、ミュージシャンである福山さんがこれに当てはまるのかどうかは分からないけれど、一度でも何かしらの作品を生んだことのある人なら、納得のいく言葉なんじゃないかなあと思う。    
 ペンを持たずにはいられないほどの強い衝動、創作の原風景、後に多くの作品を生み出してゆく「源」ともいうべきものが、自分でも恥ずかしくなるくらい、でも羨ましいと思うくらい、熱いまま瞬間冷凍されている。それがデビュー作というものなんだろう。
 
「雨の歌が多いんですよ」
 二枚目のアルバム「LION」の頃だったろうか。初めて福山さんにお会いして取材したとき、そんな話をされたのを、今も憶えている。

 「追憶の雨の中」
 「雨のメインストリート」

 当時の曲数からすれば、2曲もあるというのは多い方なんだろう。いや、曲数の問題じゃない。デビュー曲のモチーフになった「雨」というものに込められた、想いの質量の問題なんだろう。

 それが、いつ味わったどんな雨なのかは分からないけれど、とにかく、そこに込められた想いは、他の曲に比べると特別なものがあるんだろう。

 僕にも、忘れられないデビュー作がある。
 正直、あまり多くの人に見てもらうことはできなかった。いつかしあわせにしてやりたい。それには、その後の作品で結果を出していくしかない。いつか、
どんなカタチでかは分からないけれど、そのデビュー作をしあわせにしてやる為にも。
 そんな風に自分を鼓舞する為にも、今度、デビューシングルの「追憶の雨の中」と、今度の「化身」に収録される、20年モノの「追憶の雨の中」を聴き比べてみようと思った。

 もしかすると、はじまりのうたをしあわせにしてやれなかったことも、福山さんがこの20年、走り続けて来た原動力なのかもしれない。

小原信治

昨日、新宿アルタお笑いライブというイベントで審査員をして参りました。
今、僕が一番好きな芸人さん「瞬間メタル」も出演していたので、思わず写真をお願いしてしまいました。「男のコント」というCDも出してます。芸人さんというより、ミュージシャンとして好きなのかもしれないっす。

投稿時間:2009-04-23 14:49:09
 
Copyright © 2014 Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.