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12月13日 小原信治の草の根広告社
「偽」に思うこと。
 
 1年の世相を漢字1文字で表す(ようになったのはいつからで、どうしてなんだろう?)2007年「今年の漢字」が「偽」に決まった。
 年金記録、英会話学校、相撲など様々な「偽」が発覚し、「何を信じたら良いのか分からなくなった1年」という声が数多く寄せられた結果だそうだが、もっとも大きい原因になったのは次々に発覚した、食品の賞味期限や品質表示の「偽装」なのだろう。実はこの問題について常々疑問に思っていたことがある。
「…言ってもいい?」(by ましゃ)
 ひとつは、なぜ発覚が今年に集中しているのか、ということ。特定の企業名を挙げるのは避けるが、なぜかみんな今年だ。僕が知らないだけで過去にもあったのかもしれないが、だとするならどうして話題にならなかったのだろう。
「…さっぱり分からない」(by 「ガリレオ」)
 そして、もうひとつはたぶん、大きな声で言うと批判の集中砲火を浴びそうなこの疑問だ。
「…ひょっとして、賞味期限の法令が厳しすぎるんじゃないの?」
 大手企業によるたくさんの賞味期限・品質表示偽装で杜撰な謝罪会見が叩かれている中、こんな謝罪会見があった。
 I県のとある干しイモ加工会社が、出荷先から返品された干しイモを2〜3年前から賞味期限を書き換えて包装し直し、再出荷していたことが発覚。そのことに関する謝罪会見で、担当者は事実を認め、こんな言葉とともに陳謝していた。
「長年の経験で品質に問題がないと思った。もったいないと思った」
 “もったいない”
 担当者は手塩に掛けて加工した干しイモが、まだ食べられる(科学的根拠ではなく、あくまで経験則による判断ではあるが)のに廃棄しなければならないことに耐えられなかったそうだ。今の飽食の時代しか知らない世代ならばいざ知らず、担当者のようにおそらく戦後の食糧難を身に滲みて経験している世代ならばなおさらそう思ったのだろう。
 そこで思い出したのが、以前、福山さんが訊かせてくれた、長崎でみかんを作っているおばあちゃんと農協の話だった。
「農協を通して市場に出そうとすると、色、形、糖度、すべてにおいて厳格な基準を検査でクリアしなければ買って貰えない。形は悪いけど甘くてうまいのに」
 こういう話は昔からある。形の悪いキュウリは農協を通らないから、農家は薬を使ってまっすぐなキュウリを作らねばならないとか…。
 そんな話を訊くと、農業に関しては素人の僕なんかはこう思ってしまう。
「農協の基準って、厳しすぎるんじゃないの?」

 干しイモの会社では、返品された商品パックを開封して味やにおいを基にして選別。問題がないと判断したものをパックし直し、賞味期限を付け直して再出荷していたそうだ。県への告発で発覚。県と保健所が食品衛生法と日本農林規格(JAS)法違反などの疑いがあるとみて立ち入り調査したのだという。
 食品衛生法もJAS規格も勉強不足なので申し訳ないがよく分からない。どうやら賞味期限という奴は各社が科学的根拠に基づいて申請したものを遵守する、ものらしいが、
「長年の経験で品質に問題がないと思った。もったいないと思った」
 そんな風に謝られてしまうと、ついつい僕なんかはこう思ってしまう。
「賞味期限の規制緩和をした方が良いんじゃないの?」
 もちろん、買う側にも値段を下げる代わりに、ある程度のリスクを背負わせた上で、の話ではあるけれども。そうすれば企業はより一層の利潤を追求できるだろうし(つまり、税収も上がるということだ)、何より「もったいない」を世界に広めてエコにつなげようとしている日本の矛盾も解決するだろう。
 なんて話は無知な素人の絵空事かもしれないけど、企業の金儲けと、もったいない、そして、どうにも厳しすぎる気がする国民の食の安全基準。この3つの矛盾をなんとかしないと、というか誰かが折れないと、この偽装問題、2008年になっても続いてくような気がしてならない。

小原信治

追書き(1)
「100万円の使い道決まった?」の話。今週アイデアを頂いたのは、福山さんのプロデューサーのグーフィー森さん。「貴金属でいいのありませんかね?」と言ったら、「だったらホワイトゴールドだよ。ホワイトゴールドのネックレスを
オリジナルで作って貰うといいよ。一生モノだよ」
 さすがはプロデューサーである。最後の”一生モノ”という言葉に、クラッと来てしまい、早速、オリジナルでジュエリーを作ってくれる工房をネットで検索し始めた今週の僕であった。

追書き(2)
僕のあたらしい本が発売になります。
現在関西地区で放送中の連続ドラマ「初恋net.com」の原作になっている僕のサイト「8251net.com(初恋ネットドットコム)」関連です。
先月、発売された15の名曲と広末涼子さんの朗読よる絵本のようなCD「忘れられない恋のうた〜私の中のもうひとりの僕〜」に続く、メッセージ&フォトストーリーブック「忘れられない恋のうた〜ガソリンスタンドガール〜」自分で言うのもナンですが、とっても切なくて、おっそろしいくらいにかわいい本です。クリスマスプレゼントにもオススメなので良かったらぜひ一度お手に取ってみて下さい。
投稿時間:2007-12-13 21:58:30
 
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