福山雅治のオールナイトニッポンサタデースペシャル 魂のラジオ 毎週土曜日23時30分から25時までオンエアー。
魂ラジブログ
2007年4月
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          
カテゴリー
・すべて表示
・魂ラジレポート
・福山雅治インフォメーション
・魂ラジインフォメーション
・最愛
・5年モノ
・スタッフ日誌
・小原信治の草の根広告社
 
ニッポン放送がインターネットで聴けます!!
すべて表示
4月25日 魂ラジインフォメーション
5万円新生活グッツは誰の手に!?〜当選者発表!!〜
18歳で地元長崎を旅立った福山少年。
魂ラジでは20年にわたるその上京ストーリーを「福山雅治版『東京タワー〜ボクとラジオと時々オカン〜』」と題してお送りしてきました。
前回の最終回に「ましゃ、お帰り。戻ってきてくれてありがとう…」と、思わず涙してしまった方も多いのではないでしょうか。

福山さんに限らずとも、上京経験のある人ならば誰もが持っている自分だけの「東京タワー」。福山さんの様に現在進行形でストーリーを築き上げている人もいれば、まだまだ始まったばかりでこれから、という人もいます。

あなたの「東京タワー」を応援したい!魂ラジでは兼ねてよりそんな想いで、この春上京の魂ラジリスナーから「私の上京ストーリー」を募集してきました。
見知らぬ土地に一人、馴染めずにいるあなたをお金で慰めるこの企画!
…というのは冗談ですが(笑)

そんな「5万円で新生活グッツをプレゼント」企画の当選者がついに先週発表されました!
寄せられた数あるメールの中から、選ばれるのはたたった一人!
果たして、福山さんが引き当てたその幸運な人物は!?
名前は発表せず、いきなり生電話しちゃおう!という今回のルール。
合言葉は、「Thanks for waiting!」(…誰かの言葉のパクリではないですよ(笑))

そして・・・“プルルルル”
「Hi! This is ましゃ.Is this Anna?…Please“合言葉”!」

帰国したての赤西くんに負けじと、この日、何かにつけて英語を使いたがった福山さん。
当選者は見事、一発目の電話で決まりました!

突然の生電話にも関わらず、バッチリ合言葉を返してくれたのはこの春、福島から上京したあんなちゃん!
「東京は恐いイメージがあるけど、福山さんの『東京にもあったんだ』を聴いて頑張ろうと思った」とのメールを以前番組でも紹介しました。
当初は「ベットが欲しい」といっていたあんなちゃん。しかし、上京してもうすぐ1ヶ月、さすがにベッドは購入してしまったようで「今欲しいのは…」とまだ迷っているようでした。

あんなちゃん、当選おめでとうございます☆★
5万円をどんな風に使ったのか、魂ラジまで知らせてくださいね。

今回、残念ながら当選できなかった多くの上京リスナーの方、ごめんなさい。
けれども、魂ラジはいつでもあなたを応援しています。
東京での生活の中で不安に陥った時、寂しくなった時にはいつでもメールください。

メールはmasha@allnightnippon.com

そしていつか、あなただけの「東京タワー」を聞かせてくださいね(^^)y
投稿時間:2007-04-25 22:18:48
 
4月25日 スタッフ日誌
この春上京の魂ラジリスナーD
私はこの春、東京の大学に通うために長崎から上京しました。
長崎は東京に比べるとなんもないし、買い物も限られちゃうので
「やっぱ、都会がいいなぁ…」って東京での大学生活を楽しみにしていたんです。
でも、実際にこっちで暮らしてみたら2週間で長崎が恋しくなってきちゃいました…。

それは上京してきて2日目のこと、私の部屋に突然若い男の人が来たんです。
「ご近所の人かな」と思い話していると、その男性は「俺も長崎!」と言うのです。
それでなんだか親しみを感じてしまい、ずっと話していました。だけど気づいたらいつの間にか話が「新聞要りませんか?」と新聞の勧誘にすり替わっていたんです。
長崎出身ということをたてにお願いされると断りづらく、結局、読まない新聞をとる羽目に。

でも後になってよく考えてみると、その人は私に話しを合わせていただけで自分からは何も長崎のことを話していなかったです。管理人さんに手伝ってもらいクーリングオフしたのですが、すぐにその人からキレ気味で電話がかかってきたりして…。
東京がちょっと恐くなりました。

5万円で欲しい生活グッツは、長崎行きのチケットです。

あいり(長崎県出身)
投稿時間:2007-04-25 22:03:43
 
4月25日 魂ラジレポート
「福山雅治版 東京タワー〜ボクとラジオと、時々オカン」最終話・後篇

故郷長崎を旅立ち、18歳で東京へ。
そしてたった2800枚のシングル、「追憶の雨の中」でデビューしたボクは、
アリーナを満員にするミリオンアーティストになっていた。
初めての体験、混乱の連続の中で、
周りのスタッフだけでなく、自分自身でさえも、
いつしか「本当の自分」が見えなくなっていた。
ボクが目指していたものはいったい、何だったのだろうか。
いや、ボクだけじゃない。
「福山雅治」を取り巻くすべての人それぞれに、
夢や目標、ゴールがある。
デビュー直後、がむしゃらに「売れる」ことを目指していた頃は、
「売れる」という一点の目標に向かって、皆が突き進んでいた。
でも、それを達成し、通過したとき。
「売れた」という事実を目の前にして、
今までのように「売れる」という明確な目標にとってかわるような、
次なる目標を新たに定めるということは、そう簡単なことではなかった。

そんな食い違いやスレ違いを、一度休んでリセットしよう。そう思った。
そう、最初は少しだけ頭を冷やす予定だったのだ。少しだけ。

大好きなラジオ、ドライブ、写真…。
デビューしてから数年、ゆっくり考える暇などなかったボクは、
さまざまな経験を通して、初めて「自分自身」について思いを巡らせた。

今までにないものが求められている中で、
ボクは次の「自分」を見つけようとした。
東京にいる「自分」を、そして東京にいる意味を、探した。

週に2本のラジオをのぞき、週休5日の生活。
気がつけば3年の月日が流れていた。

そして1998年4月。
30歳を目前に、ボクは沈黙の3年間に、ひとつの答えを出した。

あきらめなかった 僕を見つけることを
この街の中で やがて昇る朝陽のように

確かめたかった 君を感じたことを
この窓を開けて いつか触れた風のように

描いた憧れ なくしたサヨナラ
たがいの道を歩いた 季節を越えて

ずっと探してた
君を探してた
そしてこの心に あふれ出す涙

ずっと探してた
愛を探してた
そして今 心に
約束の言葉を刻もう

(福山雅治・Heart)


思えば、東京での「沈黙の3年間」は、
長崎から上京してきたまま突っ走ってきた一人の少年を、
「大人のアーティスト」へと変えるのに必要な時間だったのかも、しれない。

あのとき、アミューズのオーディションを受けていなかったら。
車のマフラーがとれていなかったら。
電報を受け取っていなかったら。
改めてこれまで自分が歩いてきた道を振り返ると、
ボクは自分の意志で進んできたようでいて、
実は何かに引っ張られてここまで来た。そんな気がしていた。
もしも、その力が失われたときは、ボクの役目が終わるときだ。
それなら引っ張られている限り、求められている限り、
ボクはその役目を果たし続けたい。
そう思うようになっていた。

それからのボクは、
自分を待ってくれている人の気持ちに応えたい、
自分自身に求められている役目を、精一杯果たしたい。
そんな気持ちで、創作に取り組むようになっていった気がする。

1999年 シングル「HEAVEN/Squall」が大ヒット。
2000年 シングル「桜坂」で、自身の最高売り上げ記録を更新。
2001年 初のドームライブ。
21世紀最初の魂ラジが放送賞を獲得。「ラジオ界の国宝」と新聞に評される。
2002年 初のTVで、初の冠番組「福山エンヂニアリング」を持つ。
2003年 初めてアレンジまで手掛けた「虹」が大ヒット。

そして、2007年。
気がつけば38歳。長崎から上京して20年が過ぎようとしていた。
長崎で過ごしたよりも長い年月を、東京で過ごしている自分に気づいたとき。
仕事部屋の窓の外に広がる東京の空を見上げて、ボクは思った。
「東京にもあったんだ」、と。

東京にもあったんだ
こんなキレイな夕陽が
うれしいな 君に見せたいな
君は元気かな

東京にもあったんだ
こんなキレイな月が
うれしいな 君も見てるかな
君に逢いたいな

いま以上 自分以上に
なりたかったんだよ
急いで 急いで…
勝つために覚えたこと
この街のルールに
少しだけ染まったよ

お願いだ
涙は隠さないでくれ
お願いだ
心は失くさないでくれ

ほら ごらん
一緒にさがしてた
明日に僕はまだ 走ってるんだよ

(福山雅治・東京にもあったんだ)


「まったく新しいこと、やってみればいいんじゃない?」
デビューから数年、
メディアの中の「福山雅治」が、自分でもわからなくなる位、大きくなっていたあの頃。
自分を取り巻く環境の変化に混乱し、
どこに向かったらいいのかわからなくなっていたあの頃。
そのときの自分にもし何か言ってあげられるとしたら、
ボクはこう言ってあげたい。
それが今の仕事に直接結びつくかどうかは、関係ない。
同じところで同じことをやる、そんな日常を離れて、
新しい環境、新しい刺激、新しい変化に飛び込んでみればいいじゃないか、
挑戦してみればいいじゃないか、と。

ボクはこうして今も東京に暮らし、東京の空を見上げている。
これまでも、そしてこれからも、
永遠に変わらないモノを求め続けながら、
そうやって変わり続けていくのかもしれない。
東京の空の下で、ボクは今、そんなことを考えている。

(完)
投稿時間:2007-04-25 20:55:01
 
Copyright © 2014 Nippon Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.