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福山雅治のオールナイトニッポン55周年スペシャル 魂のラジオ |
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2015年3月28日土曜、深夜1時過ぎ。
23年に渡る「オールナイトニッポン」の最終回を終えた福山雅治さんが、
有楽町ニッポン放送に集まって下った3000人のリスナーの前で言いました。
「また何食わぬ顔で戻って来られるよう、
『戻って来て下さい』と言われる人間でいられるよう、がんばっていきたい」
あの夜から、8年。
2023年2月19日日曜23時。
福山さんがニッポン放送の第3スタジオにGET BACK!
「戻って来ます!」
「オールナイトニッポン」の55周年を記念しての55時間スペシャル。
歴史を紡いで来たパーソナリティー陣の大トリとして、一夜限りの大復活!
もちろん、ニッポン放送の元アナウンサーで
現在はフリーアナウンサーとして活動中の荘口彰久さんも一緒です。
番組では、3つのテーマであなたからのメールを募集します。
@「ピンチくん救済リクエスト2023」
学校で、職場で、恋愛で、人生で、
誰にも相談できない問題を抱えて大ピンチなリスナーから、
今抱えているピンチなエピソードをリクエスト曲とともに募集。
福山さんが電話でアドバイスを送った上で、
「一緒に歌ってそのピンチを吹き飛ばそう」という、
「魂のラジオ」の代名詞とも言えるリスナー参加型企画が大復活です!
例えば・・・
「学校にいきたくない」「誰にも言えない夢がある」など、
親や学校には言えない本音を持て余していてピンチ!
そして、
「異性に対して臆病になってしまう…」
「いざという時うまくできないんじゃないかと不安…」など、
童貞の自分を肯定できないキミの様々なピンチ!
等々、今あなたが抱えているピンチなエピソードとリクエスト曲、
そして電話番号(お持ちの方は固定電話の番号も)書いて送って下さい。
メールの件名は「ピンチくん」でお願いします。
A「今更聞けない基本的な質問」
今回初めて「魂ラジ」を聞くあなたを対象に、
”紅白歌合戦の白組ラストも務める国民的アーティスト”であり、
”伝説のオールナイトニッポンパーソナリティー”である、
福山さんへの「今更聞けない基本的な質問」を募集します。
「自己紹介のキャッチフレーズは?」
「歌手と俳優、どっちが先だったんですか?」
「いつも完璧そうですが、弱点はありますか?」
併せて「あなたが福山さんをどこで知ったのか?」
「福山さんのこんな伝説を聴いたことがある」等のエピソードも教えて下さい。
メールの件名は「質問」でお願いします。
B「『大童貞祭』に『童貞聖歌隊』として参加した、あなたのその後を教えて下さい!」
魂のラジオには、福山さんの誕生日である2月6日前後に行われる伝説の企画がありました。
その名も「大童貞祭」。
幾つになっても忘れない“少年の心”ならぬ“童貞の心”。
僕らはそれをこう呼んでいました。『童貞心』と。
その童貞心を大切にしている福山さんが、
「童貞をキープしている君も、元童貞となった君も、
魂ラジはすべての童貞心を応援しています!」という主旨の元に開催。
2015年には64人の童貞がニッポン放送に大集結し、
「童貞聖歌隊」として福山さんとの大合唱を全国のリスナーに届けました。
今回、そんな伝説の大童貞祭に参加したあなた、
「今も童貞のままですか?」それとも「童貞の心を忘れていない元童貞ですか?」
大童貞祭に参加したあなたのその後のエピソードと、
「あの頃の自分に言いたいコト」、
そして、リクエスト曲を書いて送って下さい。
メールの件名は「童貞心」でお願いします。
C「魂リク あの頃の自分に聞かせたい歌」
魂ラジの真骨頂とも言えるこのコーナー。
1992年の木曜2部から、通算23年間に渡って、
リクエストに応えて、のべ1500曲の弾き語りをしてきた「魂リク」です。
今回はエグゼクティブプロデューサー秋元康さんからの
55時間スペシャルの共通テーマに乗っ取って、
「あの頃の自分にいいたいコト」を
「あの頃の自分に聞かせたい歌」のリクエストとともに大募集します。
あなたが思う「あの頃の自分にいいたいコト」とともに、
「あの頃の自分に聞かせたい歌」のリクエストを送って下さい。
メールの件名は「魂リク」でお願いします。
すべてのメールは
masha@allnightnippon.com
あなたの住所、氏名、電話番号も忘れずにお書き添え下さい。
『福山雅治のオールナイトニッポン55周年スペシャル 魂のラジオ』は、
2023年2月19日(日)23時から、
レギュラー放送時より30分長い、2時間の生放送です。
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投稿時間:2023-02-09 12:01:53 |
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2016.3.19 帰って来た魂のラジオ完全版そのD |
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2016年3月19 日土曜、357日振りにまさかの復活を果たした『福山雅治の魂のラジオ』。併せて1年近く凍結していたこの魂ラジBlogも久し振りに更新されることとなりました。お聴きになったアナタも、お聴きになれなかったアナタも”まるで先週まで放送されていたかのような”いつも通りの、けれど、一夜限りの魂ラジを再度この魂ラジBlogでお楽しみ下さい!
「2016.3.19 帰って来た魂のラジオ完全版そのD」
S:「さぁ、ここでドラマのトークがOKということで。ドラマといえば福山さん、月9がそろそろ近づいてきましたね!」
F:「そうなんですよ。タイトルを発表してもいいですか?タイトルは『ラヴソング』!今回はですね、プロレスラー役でですね(笑)」
S:「ガチムチの(笑)」
F:「米すごい食って役作りしてね(笑) いや、元プロレスラーではなくて、元プロミュージシャンで、現在ではまた別の仕事をやってるんですけども。神代広平、44歳。今回はドラマの中で年下を演じるという、サバ読んでるんです(笑) シンガーソングライター藤原さくらさん演じる、人とコミュニケーションをとるのが苦手な女性、佐野さくらと出会い、音楽を通じて心を通わせ、失いかけた人生を取り戻す、というそんなラブ&ヒューマンドラマです。そうなんです、さくらさんはね、オーディションで選ばれたんです」
S:「すごい声してますよね」
F:「そうなんです、魅惑のスモーキーボイス」
S:「見た目ふんわりというか、やわらかい感じですけどね」
F:「石原さとみさん系のかわいさです」
S:「でも歌ったら『えー!』っていうギャップがありますね」
F:「そう、ギャップがあるんです。僕もですね、後半戦の2人、3人くらいになったオーディションに参加したんですよ。お芝居合わせたりとか音楽合わせたりとか。でもやっぱり、1人の方の人生が決まる瞬間じゃないですか。僕はねぇ、決められなかったです。この人って」
B:「いやー、決められないですよね。ガラッと変わりますからね」
F:「いや本当、ガラッと変わりますよ。キャストが藤原さくらさんに正式決定しましたってなった時に、検索ランキング1位になってましたから。それくらい、調べられたってことじゃないですか。もうその前の日とその日とじゃ人生が一気にガーッと変わってしまってますからね。それくらい怖いことに僕はもう、触れない(笑)」
B:「そうですよね」
F:「決めるっていうことは僕はできなかったですけど、でもやっぱり感じは見たかったので、途中から参加させていただいたんですけども。でもやっぱり非常に才能のある方で。今絶賛撮影中でございます。他の豪華キャストの方々をご紹介させていただくと、鬼ちゃんこと菅田将暉さん、そして夏帆さん、徳川慶喜公ことですね、田中哲司さん」
S:「いや、逆に分かりにくくなってます(笑)」
F:「龍馬伝の中でね(笑) 最も龍馬さんのことを嫌っていい人です!そして、ダウンタウンブギウギバンドfrom宇崎竜童さん!そして水野美紀さん。といった豪華キャストの出演が決定しております。4月スタートです、午後9時から。月9でございます。もう、本当に久しぶりでね、どうなるんでしょうか。緊張しますね」
B:「緊張するんですか!?」
F:「緊張しますよ!もうね、正直言いますけど、視聴率とかすごい緊張しますよ。もう今ドラマ冬の時代とか言われてるじゃないですか。僕気にしますよ」
B:「どのタイミングで安心するんですか?視聴率が分かって、とか?」
F:「3話目くらい」
B:「リアルですね(笑)」
F:「1話目は何とも言えない。話題性とかいろんなものがあるし、仮に1話がそこそこよかったとしてもまず2話が一番怖い!2話がどうなるか。低いところから始まっても、2話で上がると期待が持てるじゃないですか。で、高いところから始まって2話でガーンと落ちても、いやちょっと待てよ、この落ち幅はなんなのかっていうのが3話目でなんとなく分かる!」
B:「すごいですね(笑)」
F:「だから4月の、ドラマが放送されて3週目までは僕は多分一睡もできないと思う!この3週間」
B:「でもね、竹野内豊さんも『素敵な選TAXI』の時に、言ってました。3話目が本当に重要だって」
S:「やっぱり同じなんだ…」
F:「本当にそうです」
B:「ドラマってあるみたいですね、そういうの」
F:「いやいやいや、バカリさんもう片足突っ込んでるんですから!我々のこのドラマの世界に。そんな今、他人事みたいにね、『3話目が重要みたいっすね!』って、みたいじゃないんですよ!すごーく重要なんですよ。そこで大体、なんとなくの平均値が分かってくるんですよ。その後当然中だるみってやってきますから。5話、6話はまたちょっと中だるみしてきて、6話、7話でまた上がって、後半またちょっと落ちたりする場合があるのよ!おいおいおい、とか思うわけ!で、最終回そこらへんで着地するのかっていう」
B:「僕なんかは立場的に脚本の立ち位置ですから、オンエアの翌日にプロデューサーからメールで視聴率をもらうんです」
F:「大体朝の10時くらいですよね」
B:「そうそうそう。それ次第でもうね、1日が変わりますね」
F:「もちろん、数字がすべてではないです」
B:「そうです!」
F:「これはもうハッキリ言います。数字がすべてのバロメーターではないんです、これはもう当たり前です」
B:「たくさんの人に観てもらったってことですからね!内容は当然おもしろい、自信を持ってお届けできるけれどもっていうね」
F:「そうです、そうです。いやー心配、心配(笑)」
(CM明け)
F:「魂リクのお時間です。リクエストにお応えして弾き語りをしているコーナーです。メール紹介します。東京都のえみだまちゃん。『長い間片思いをしていた憧れの男性が去年結婚しました。その人とは中学の時からの男友達で、男友達としてグループで遊ぶ仲間でした。年を重ねていく中で告白することもなく、私は結婚。一度だけ彼と水族館に2人で行ったことがあります。その時、なぜか彼が手を繋いでくれて、中学の時にえみちゃんのことが好きだったんだ、とふざけながら言ってくれたことが本当に嬉しかったです。自分の気持ちが伝えられないまま、彼の結婚式に出席した日。式場の外で、大きな桜が咲いていて、嬉しかったのに切なかったのを思い出します。リクエスト曲は桜坂、お願いします』。うん。好きだったんじゃないの?彼は。本当に。だって、好きじゃない人と行かないですよ、水族館。2人で。好きじゃない人の手は繋がないと思いますよ。その年齢の頃なんか、特にね。他にも、横浜のなおみちゃん、他本当にたくさんの人からこの曲にリクエストいただきました。それじゃ、聴いてください。『桜坂』」
(曲:桜坂)
(お知らせ)
F:「劇中のラジオシーンはどれくらい使われるのか分からないんですけども、楽しみですね!ドラマ自体でもう成立しているんですけど、さらに脚本を書かれているバカリさんと、さらに『桜坂近辺物語』の舞台設定となった『桜坂』を歌っている人がラジオでしゃべっていて、それがどういう風にドラマの中でオンエアされるのかっていう。楽しみだなぁ。今年の桜、見ます?ゆっくり桜を見ながら時間を過ごす、なんてなかなかないんじゃないんですか?」
B:「なかなかないですね。まぁ、宴会とかもするわけじゃないし。何となくちょっと見ておこうか、という感じで見に行ったりはしますけども」
F:「僕ね、『桜坂』って歌ってるくせに、あんまりこう、お花見とかしたことない男で」
B:「あ、そうなんですか?」
F:「本当に、自分はなんかこう、嫌な人間だなと思うことがあるんですけど、桜って桜の木の下で見てると首痛くなるじゃないですか」
B:「そうですね。ずっと上見てますからね」
F:「だから、できれば桜の木がちょうど見える、2階か3階くらいの、個室のあたたかい所で桜が見たい(笑)」
B:「そうですね、まだちょっと寒いですからね(笑)」
F:「すいません、なんか芸能人っぽくてすいません(笑) でも冷えて風邪ひいてドラマとかに穴あけるわけにもいかないんで」
B:「できれば、もっとあったかい時期に咲いてくれればいいんですけどね。6月くらいに咲いてくれればいいんですけど」
F:「今年はいい桜を見られるいい時間が皆さんに訪れますように。さ、お時間です!久しぶりの魂ラジ、楽しかったです。皆さん、ありがとうございました。どういう形か分かりませんけれども、またお会いできる日を楽しみにしております!また、何食わぬ顔で帰ってきたいと思います。お相手は」
S:「荘口と」
B:「バカリズムと」
F:「福山雅治でした。またいつか、お会いしましょう!バイバイク!」
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投稿時間:2016-03-27 09:18:39 |
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2016.3.19 帰って来た魂のラジオ完全版そのC |
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2016年3月19 日土曜、357日振りにまさかの復活を果たした『福山雅治の魂のラジオ』。併せて1年近く凍結していたこの魂ラジBlogも久し振りに更新されることとなりました。お聴きになったアナタも、お聴きになれなかったアナタも”まるで先週まで放送されていたかのような”いつも通りの、けれど、一夜限りの魂ラジを再度この魂ラジBlogでお楽しみ下さい!
「2016.3.19 帰ってきた魂のラジオ完全版そのC」
F:「代わってのおメールを紹介します」
S:「愛知県のらびぃさんからいただきました。『こんバイク!』」
F:「こんバイク!」
B:「こんバイク!」
S:「『バカリズムさん、実はスポーツの才能も素晴らしいとのことで、小柄ながらも野球部に所属して筋肉ムキムキ!後輩からは憧れの的だったとか』」
F:「おぉ〜」
B:「そんなことないですよ(笑)」
S:「『そこで質問です。魂ラジ国の国王こと福山さんも筋肉については大変うるさく、筋肉へのこだわりも人一倍強いと思いますが、升野さんのこだわりの筋肉はどこの筋肉ですか?そこを鍛えるためのおすすめの運動などあったら教えてください』。筋肉トークですね!」
B:「ピンポイントですね(笑) 中高ずっと野球をやってきてまして、でもずっと補欠だったんですよ。で、3年生の最後の夏の大会だけスタメンになったんです」
F:「おぉ〜」
B:「それはもう筋トレで体格が変わって、パワーヒッターになったからなんです。小柄なのに。俺には何できるってもう筋トレしかないな、と思ってひたすら筋トレをやってたらなんか打てるようになったっていうタイプだったんで」
F:「その時代って筋肉を付けるっていうことに対してネガティブだった時代じゃないんですか?」
B:「じゃないですね。当時は結構もうベンチプレスやってたんで」
F:「当時バカリさん、ベンチプレス何kgあげてたんですか?」
S:「始まった、始まった(笑) 筋肉トーク始まった!」
B:「えー、85〜90kgくらいですかね」
F&S:「おぉ〜!!!」
B:「それくらいでもう伸びなくなってやめたんですよ」
F:「え、だって身長が?」
B:「165cmです」
F:「当時体重は?」
B:「体重は65kgくらいです」
F:「165cmの65kgで、90kg何発いってたんですか?」
B「あ、でも一発です。一発上げて自分のMAXを知るっていう。筋トレって本当ハマっちゃうじゃないですか」
F:「ずっとハマり続けてます(笑)」
B:「あ、今もハマってます?」
F:「僕の今年の目標は、まだ全然達成できてないんですけど、100kgを10発が目標です」
B:「100kgを10発ってね、凄まじいですよ(笑) やってた人間からすると」
F:「100kgを上げられる人っていうのは、地球上の2%くらいらしいんですよ(笑)」
S:「誰が数えたんですか(笑)」
B:「しかも福山さんて、すごいゴツい印象ってないでしょ。だから、シルエットをキープしつつ、筋肉の精度を上げるって相当こだわって筋トレしてると思うんですよ」
F:「こうなっていくと、糖質とか食べるとわりと上がりやすくなっていくんですけども、あんまりそれやるとガチムチ系にどんどんなっていっちゃうんで」
B:「俳優としてそれってちょっとねぇ(笑)」
F:「そういう役が来ないかな、ってずっと待ってるんだけど(笑) そしたら思う存分食って、思う存分上げてってできるのに!来ないのよ、そういう役が!」
B:「来たらやるんですか(笑)」
F:「今はね、まだ100kgは1発もトライしてなくて、今は80kgを5発くらい。100kgは、ネガティブレイズっていう、持って下ろすまでっていうのをやってます。だからね、これからです」
F:「あ、こっからドラマ?じゃあこっからドラマいくよ、いい?(笑) ラジオネーム中村くん。『僕には去年の4/25から付き合っている彼女がいるんです。周りからはとってもラブラブに見えるらしいんですけど、実はとっても悩んでいることがあるんです。実は彼女、男友達と仲良くするんです。そのことを伝えると『しつこい』『女々しい』などと返され、すぐ喧嘩になってしまいます。それだけじゃないんです。少しは僕を優先してほしいんですが、彼女の友達がいると僕は放っておかれて友達が優先になるんです。そのことで何度も喧嘩になってしまいます。彼女は僕のことを愛していると言ってくれるんですが、僕と彼女ではその愛してるという気持ちに差があるんじゃないかと思うんです。どうしたらいいんでしょうか。というのも無責任な感じもするんですが、少しでもこの気持ちをなくしたいんです。どうすればいいですか』あぁー。どうですか、この男友達が多い女って」
B:「男友達が多い女、いますよね。だから僕はそもそも、男友達の多い女性を好きにならないようにしてますね。後々揉めるの面倒だから。そもそも男友達多い女性は、これは完全に僕の偏見ですけど、貞操観念が緩い!そう決めつけていれば、好きにならずに済むんです。こんな人と付き合ったところで幸せにはならないから。でも、付き合っちゃったらもうしょうがないですよね」
F:「そうですよね。どうするかな、中村くん。もはやこれ、もう考えすぎてポエティックになっちゃってるでしょ(笑) ちなみに荘口さんは結構こういうのは多かったんじゃないですか?」
B:「あ、そうなんですか?」
S:「そうですね、私は100%向こうから突然別れを告げられるっていう(笑)」
B:「え、突然!?」
S:「『こちらの乗用車の方が乗り心地がよろしいもんですから、すいませんこっちに乗っていきますんで失礼します』とか」
B:「えぇー!?」
S:「直前までそれに全く気付かないっていうね」
F:「疑ったりしないの?」
S:「うーん、格好悪いんですけど、もう1回ちょっとお願いできませんか?みたいなことを言ってみたことがあるんですが、『体ももう全部向こうに合ってしまったのでもう全く無理です』って言われて、そこまで済んでたのか!っていう」
F:「だって一緒に海外旅行に行って、同じホテルの同じ部屋に泊まったのに、『そういうんじゃないから』って言われたんでしょ?」
S:「それはね、in小樽とinパリですね。『そんなんじゃないから』って言われたんです。女性のその『そんなん』って何なんでしょうね」
B:「『そんなん』を具体的に説明してほしいですね(笑)」
S:「パリのこう、猫足の付いたベッドで寝ようとしたら、『いやいや、そんなんじゃないから』って言われて、1人で夜歩いてました」
F:「パリとか小樽とか、いい所ですよ」
B:「だからもう、自分も女友達をたくさん作るべきだと思いますね。いつでも逃げられるように、重心を野球の守備でいうと踵上げてどっちにでも行けるようにしておけば、多分気が楽になると思います」
F:「そうですね、分散投資というやつですね。不動産投資だけじゃなくて、他にもファンドとか債券とか金とか、いろいろと分散しておけばひとつがなくなった時に困らないからね」
B:「そうです、そうです」
F:「リスクヘッジね}
明日もお楽しみに!
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投稿時間:2016-03-26 09:16:18 |
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2016.3.19 帰って来た魂のラジオ完全版そのB |
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2016年3月19 日土曜、357日振りにまさかの復活を果たした『福山雅治の魂のラジオ』。併せて1年近く凍結していたこの魂ラジBlogも久し振りに更新されることとなりました。お聴きになったアナタも、お聴きになれなかったアナタも”まるで先週まで放送されていたかのような”いつも通りの、けれど、一夜限りの魂ラジを再度この魂ラジBlogでお楽しみ下さい!
「2016.3.19 帰って来た魂ラジ完全版そのB」
S:「代わっては、大阪府堺市のちあぞうさんからメールいただきました。『こん魂ラジ!』」
F:「こん魂ラジ!」
S:「『素敵な選TAXI、楽しみに観ておりました。バカリズムさん、ましゃが選TAXIに乗るスペシャルドラマもお願いします!』」
B:「あー、僕福山さんにもし出ていただくとしたら、ヒールで出ていただきたいですね。ブラック選TAXIで」
S:「観たい!それ!」
B:「連ドラやってる時も、ちょいちょい設定で『悪い方の選TAXIが出てきて…』みたいなことはアイデアとして出てきてたんですけど、時系列がぐちゃぐちゃになっちゃうからそれを成立させるのには時間がかかってしまうということで、結局断念してたんですけど」
F:「せっかく今日は魂ラジが復活ということで、そういう話が出たついでに言うと僕、本当に悪い人間ですからね(笑)」
B:「昔からずっと思ってたんですか!?俺は悪いヤツだって」
F:「思ってましたね(笑)」
B:「客観性がありますよね?それがすごく悪いことなんだっていう」
F:「あのー、何とは言えないんですけど、小学生の頃に、ある悪いことを集団でしてたことがあったんですよ。その時、これはもし捕まっても、みんなでやってるっていうことを絶対に誰にも言っちゃだめだよ、っていうことを決めて仲間でやってたにもかかわらず、やっぱり1人が捕まると芋づる式に捕まっていくんですよ。で、その芋づるで捕まっていった全員が、『福山くんに言われてやった』って言ったわけ。俺は最後まで捕まらなかったの。芋づるの、芋だった(笑) で、その時に『あぁ、俺はやっぱりこういう人たちと違って本当に邪悪なんだ』と思って。本当に邪悪だから、もし自分の好きな音楽とかで生きていけなかったら、邪悪な方で生きていくしかないと思ってました。ダースベーダー方面で(笑)」
B:「本当によかったですね(笑)」
F:「だから、バカリさんも僕と何度か会ってるうちに、この人は根は邪悪な人だからドラマとか架空の設定で解放してあげないと本当におかしくなると思って心配してくれたのかなって(笑)」
S:「じゃあこれもう、なるべく早く、早急にやらないと(笑)」
F:「もう俺の中のダークサイドが…」
S:「どぼどぼどぼって!危ない危ない(笑)」
F:「代わってのメール。長野県のちゃみちゃんです。『福山さん、バカリズムさんへの質問です。お二人は地元の友達との繋がりは今もあるのでしょうか。芸能界に入って名前が知れ渡ってから会ったことはあるのでしょうか。福山さんは上京する時に友達を頼って上京して、居候していたんですよね。一生付き合っていける友達ってそういないなぁってしみじみ思う今日この頃です』。友達、います?」
B:「まぁ地元に帰ったら中学の時の友達とかとご飯食べたりくらいはしますね」
F:「おぉ」
B:「でも、みんなオッサンになってて、話全然合わないんですよね」
F:「合わないですか」
B:「芸能界ってやっぱりほら、ちょっと若いじゃないですか。感覚としては。だから、なかなか話にのれない部分はありますね。ゴリゴリに老けてるし(笑)、みんな家庭もあって子どももそこそこ大きくなってて」
F:「ま、普通ですよね」
B:「ね。思い出話では盛り上がりますけど」
F:「リアルタイムのキレのあるトークってそれはないですよね」
B:「ないですねー。みんなは完全に素人でお笑い的な感覚とかはないですから、みんなでしゃべってるのに『あ、こいつ自分の話ばっかりして今ちょっと変な空気になってるの気付かないのかなぁ』とか俺は思ったりするわけですよ」
F:「ありますよね」
B:「ぶっちゃけ、トーク番組じゃこいつすべってるぞ、みたいに思うのはあるけど、他の友達はそれに気付いてないし、みんな仲間だから言うまい、っていうのは…ありません?(笑)」
F:「いや、めちゃくちゃありますよ(笑) めちゃくちゃあるし、ずっとあったんですけども、ついにね、えーっと去年くらい僕は言いましたね、その地元の友達に。『あの、お前ね、多くは望まないけれど、頼むから俺が帰った時に行ける、おいしいご飯が食べられる店とか探しとけ!』って(笑) あまりにもそういうのがないから。でもね、そいつの状況も分かるんですよ。家庭もあるし、子どももいるから、正直仕事が終わったら街で飲むみたいなことはしないわけ。だから、長崎で今どういうご飯屋さんが流行ってる、とかそういうのもどんどん疎くなっていることは分かってる、分かってるんだけども、とにかく人に聞いてでもいいから、俺を連れて行くとか俺がこういうの食べたいとかっていう店を探してくれと。俺が出すから。もう、それがないと多分俺、お前に会わないと思うって(笑)」
B:「そこだけが唯一(笑) ありますよね」
F:「うん、ついに言ってしまった(笑) 友達がやってるカラオケ屋を貸し切って飲む、みたいな、そういうのはもう嫌なんだ!もっとあるだろ!みたいな(笑)」
B:「最初の何回かはそれでもいいけど」
F:「ま、もちろん言ったところで何も変わらないのは分かってるんですけどね。そうそう、僕は上京した時は、唯一アパート暮らしをしている友達のところに居候というか、家賃半分ずつ払うという形で行きましたね。上京してすぐに同郷の友達っていなかったですか?」
B:「いなかったですね。だから本当にひとりぼっちでしたね」
F:「学校の友達が最初にできた?」
B:「そうですね、最初にできて。でも僕は男子校で男に対してうんざりしてたので、もういいや男と仲良くするのは、と思ったんで、すぐ女子グループに入って」
F:「へぇー、それできたんですか?」
B:「えぇ、わりとこう、マスコット的な感じで扱われたんですよ。あ、俺かわいいって言われるんだ、女の子にって(笑)」
F:「そこで自分のキャラ設定をまず(笑)」
B:「僕もうずっと男子校の、なんならちょっとやんちゃなところの、しかも野球部みたいなゴリゴリのところにいたので、そんなんで生き抜くためにはどうすればいいかっていうことだけ考えてたんですよ。だからまず入った時は、共学だからといってなめられちゃいけない、で、クラスのこういろんな勢力図みたいのを窺ってたら、女子がなんか俺のことすごいかわいいって言ってて。あぁ、これいいなと思って、自分のどろどろしたものを隠してすぐ染まっていったんです(笑)」
F:「その東京に来てまず第一に考える思考、『なめられちゃいけない』!これが一番最初に来るっていうのが我々のある種限界なんですよ(笑) そんなこと思ってない人いっぱいいるし、普通にもっと平和なのに、まず第一に考えるのが『なめられちゃいけない』っていう(笑) その癖は今も抜けないよね」
B:「キョロキョロしたら都会にビビってると思われるとか(笑)」
F:「なるべく上見てね(笑) じゃあ、今でも地元の友達とは会うんですね?」
B:「そうですね、年に何回かご飯食べるくらいですけどね」
(曲:明日のSHOW)
F:「まぁ40代も後半に入ってきて思うんですけど、年とればとるほど、女性よりも男性に対して気遣うようになってきましたね」
B:「あぁー」
F:「なんか友達とかに話す時に、『これ言っちゃいけないかな』っていうの、女性と話す時よりも逆に考えますよ」
B:「それすごい分かりますね。たしかに気遣いますね」
F:「さっきの地元に帰った時の店の話じゃないですけど、本当は言いたくなかったし、そいつも家庭があるし子どもがいるし、そんなに自由に使えるお金がないから夜遊びとかしてないっていうのも分かってるんだけども、あまりにも何もないからさすがに言ったっていうのもあるけど」
B:「まぁまぁ勇気いりますよね、それ言うの(笑) ある程度、信頼関係があるからなんでしょうけど」
F:「そうそう。その信頼関係があるから言ったんですけど、ほぼなんか絶縁状みたいなね(笑) 随分前に、20代の頃に子どもを2人くらい作った同級生のヤツと車の話してたのかな?やっぱり田舎の人間は免許とって自分の車買って一丁前みたいな話してて、車何買う?っていうのが高校生の頃とか卒業した前後くらいの話題だったの。で、ある時に『ましゃ今何に乗っとっと?』みたいな話になって、その当時、外国車乗ってたんですよ。『へー、そのスポーツカーどんなの?』って聞かれて、『こうこうこうだよ』って話してて、『まぁでも乗ってたら慣れてくるもんだよ、次はもっとこういう車買いたいと思うと』って言ってて。で、『お前さ、どんな車買いたいの次に?』って聞いたら、『あぁ俺、もうそういうこと思わんようになった』って言うんですよ。『自分のやってる仕事とかみさんのやってるパートと子どもの成長を合算して、働ける年齢までを逆算して考えたら、自分の自由に使えるお金の合計が分かっちゃって買えないってことが分かったから、車にももう興味がなくなった』って言ってて、『ここはトークに気を遣わなければいけない』と思った!」
B:「そうなんですよね!本当それありますよ。僕らの仕事って波があるから、明日どうなるか分からないような世界だからこそ、どっちにも両極端に考えられるから」
F:「そうそう、無限大にも考えられるし、奈落の底に落ちることも考えられるし」
B:「そのリスクがあるからこそ、夢もあるんですけども。普通にちゃんと働いている人ってある程度計算できちゃいますもんね」
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投稿時間:2016-03-25 10:32:01 |
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2016.3.19 帰って来た魂のラジオ完全版そのA |
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2016年3月19 日土曜、357日振りにまさかの復活を果たした『福山雅治の魂のラジオ』。併せて1年近く凍結していたこの魂ラジBlogも久し振りに更新されることとなりました。お聴きになったアナタも、お聴きになれなかったアナタも”まるで先週まで放送されていたかのような”いつも通りの、けれど、一夜限りの魂ラジを再度この魂ラジBlogでお楽しみ下さい!
「2016.3.19 帰って来た魂のラジオ完全版そのA」
F:「メール紹介します。ラジオネーム、タカさんから。『こんにちは。僕にはバイト先で片思いしている人がいます。僕は19歳で、相手の方は21歳で年上なんですが、かれこれ3〜4ヵ月くらい片思いしています。思いを伝えたくても怖くてなかなか言い出せません。相手に彼氏がいたらと思うと余計に言えません。どうしたらいいでしょうか』。19歳からしたら21歳って相当お姉さんに見えるもんね。言えないと。バカリズムさんは告白してきた派ですか?」
B:「僕、あんまりしてこなかった派ですね」
F:「そうですよね」
B:「見た目もしなさそうじゃないですか」
F:「あとね、モノ作る人で告白して生きてきた人って、なんか告白できるんだったら曲とか歌とか作んなくていいじゃんって思う」
B:「そうですよね。口に出して言えないから、そこにね」
F:「だから僕、タカが一番いいのは、歌を作ることだと思う」
B:「いいなー、それ格好いいなー(笑) 音楽ってやっぱりそこがあるんですよ!お笑いが絶対に勝てない部分。女の子を口説けないんです」
F:「そうですか?お笑いで口説くってことはないんですか?」
B:「まぁ、例えばライブに招待して見に来てもらって、ていうのはありますけど、やっぱりお笑いじゃないですか。そこでかっこいいって思われるってなかなかないですから」
F:「あー。おもしろくて、一緒にいて、楽しいみたいな」
B:「そうですね。もう、楽しいが限界ですね(笑) 君のために作った、ができないわけですよ。君のために作った、って、バカにしてんのかって感じですもん。いじってるってことですから(笑) そこはねぇ、僕、永遠のテーマですね。音楽に勝てないっていう」
F:「あー。年上の人好きになったことあります?」
B:「年上は僕、ないんですよね」
F:「付き合ったことも?」
B:「付き合ったこともないですね。一番上で、同い年だったんで。年上ってあります?」
F:「僕は、年上は一度ありますね」
B:「どうなんですか?やっぱり本当に『大人』って感じするんですか?」
F:「いやー、それをすごく嫌がってたので、僕。相手が大人っぽい振る舞いで、自分が子どもっぽい扱いをされるのをすごく拒んでたんですよね。でも、その拒んでる感がまた子どもっぽかったのかもしれないですけどね。でもこの頃って余計にそうですよね。19歳で21歳とかだとね」
B:「いやー、大人ですよ。逆に僕、年下を好きな女性って、ちょっとエロくないですか?(笑) なんか年下とばっかり付き合う子っているじゃないですか。教えてあげる感がありますよね」
F:「まぁ、本当に教えてくれるんだったらいいですけどね(笑)」
B:「教えてくれないですからね、多分(笑)」
F:「本当にもう、千手観音みたいに、どっから手が出てるか分かんない!みたいになればいいけど(笑) でもやっぱりね、僕もあんまり自分から告白とかできない人生を送ってきた人なので、後悔はありますよね。言っときゃよかった、っていう」
B:「あー、そうですね」
F:「後悔はあるんで、まぁタカが将来歌を作ったりする人になるかどうかはまだ分からないけれども、言うだけ言った方がいいですよね」
B:「でも相手いるのによく好きになりますよね。いろんなことされてるんですよ、彼氏に」
F:「まぁ、そうでしょうね(笑) しかもまた、その21歳の人が付き合ってる人がまたさらに年上だったらね、とんでもないことされてますよ。まぁ多分、エミレーツとか乗ってドバイとか行ってるんじゃ(笑)」
B:「21歳で!?(笑) まぁ、でもそれだけ好きっていうことですからね。だったら言うしかないですよね」
F:「言った方がいいですよ」
B:「なんて言うんですかね?」
F:「今どきどうなんでしょうね?電話とかじゃなくて、直接言うんですかね?」
S:「SNSとかメッセージアプリとかが多いみたいですよ。直接言わないで」
F:「えー」
S:「顔文字とか付けて送ったりとか。直接言うよりも、断られても傷つきにくいから」
B:「失敗した時のことをやっぱり考えちゃうんだ」
F:「じゃあ、SNS上でまず契約を交わしたのちに、会うってことなんだ。会った時にどうなるか分かんない、みたいなヤバい状態では会わないんだね」
S:「まずは感触を確かめてから、いけそうだったらいく、みたいな」
F:「いい時代だねー。いいなぁ、そういうの」
S:「しみじみですね(笑)」
(曲:蛍)
F:「自分より背の高い人って付き合ったことあります?」
B:「ありますあります。僕、身長165cmなので、だいたい身長近かったり、たまに高かったり」
F:「特にそれは意識することはなく?」
B:「全く意識ないですね。よく背が高い男性が好きっていう女性はいるじゃないですか。そういう人はまず最初から好きにならない。好きになっても無駄だから。最初からもう、視野に入れないようにしてますね(笑) その代わり、僕も胸が大きい女性が好きだって堂々と言う。女性は結構それに対して『えぇ?』って言うんですけど、その代わり俺は、背が高い人が好きっていう女性に対して何の文句のありません、っていう」
F:「でも、それだけ好みもはっきり言うと、やっぱりバカリさんの好みの人が集まってくるようになるんですか?」
B:「いや、ならないですよ(笑)」
F:「僕はとにかく胸の大きい人が好きなんだって言い続けていたら、バカリさんの周りにはとにかくおっぱいの大きい人が集まってくる?」
S:「そんな、ゆっさゆっさしながら(笑)」
B:「でも、胸が大きくなくても素敵な女性っているじゃないですか。そういう人と会ってる時には、自分が胸の大きい女性が好きだっていうことはもう一切隠します(笑)」
F:「そりゃそうですよね(笑) トータルで見てるわけですからね、そんな胸だけしか見てるわけじゃない。人間性とかそういったものがね」
B:「そうそう、ひとつの要素に過ぎないわけですから」
(CM明け)
F:「メール紹介します。神奈川県のひろしくん、26歳。『仕事を辞め、公務員を目指してもう3年目になります。周りの同世代は続々と家庭を持ち始め、アルバイト先の大学生たちも就職のためどんどん卒業していきます。公務員を目指せるうちは諦めずにいきたいという気持ちはあるのですが、実家暮らしなので親への申し訳なさや、周囲の人に対する劣等感が消せません。前向きになるには自分から変わっていかなきゃいけないのも分かっているのに、うまくできません。人生失敗してしまったら、と考えてばかりです。ましゃ兄やバカリズムさんは下積み時代、落ち込んだりネガティブ思考から抜け出せなかったりしたことはありましたか。乗り越えるための意識などはしたのでしょうか。よかったら教えてください』」
B:「実家にいるとね、やっぱり申し訳なさとかがあるんでしょうね」
F:「それが大きいでしょうね。バイトなりなんなりして、自活してて26歳だったらある種いい加減になれたりとか、堕落できる年齢だったりしますから大丈夫だと思うんですけど、親と一緒に住んでるとそこが常に気になるんで、うまくいってない自分にどんどん落ち込んでいっちゃうっていう風になるんでしょうね」
B:「地元にいると友達はもうみんな子どもがいて、みたいになりますもんね」
F:「ひとり暮らしですよね?バカリさんも。下積みって言えるような時代はあったんですか?」
B:「いや、僕10年間下積みですね。19歳でデビューして、30歳まではずっと食っていけなかったですね」
F:「バイトですか?」
B:「そうです、バイトです。30歳まで風呂なしアパート住んでましたから。だから、実家にいたら本当つらかったと思います。ひとり暮らしってわりと現実逃避できちゃうじゃないですか」
F:「できます、できます」
B:「僕もテレビにちょこちょこは出てたんですけど、周りの人はどんどんもっと早く売れていって、そういう人たちのテレビ番組見ながらもうずっと悪口言ってましたよ。妬み、嫉みなんですよ。ずっとライブ一緒にやってきた人たちがどんどん華やかな所に出ていってて、でも『おもしろいとも思わないけどなー』みたいなことを、同世代くらいの売れない芸人仲間と悪口言って」
F:「自分がその妬み、嫉みキャラになってる時の知覚の仕方ってどんな感じだったんですか?」
B:「いや、でもちょっとこっちが正しいと思ってますからね。売れてない同士、仲間内でも『そうだよなー俺たちの方がおもしろいよなー』って言い合ってましたし。なんかね、『あんなの認めねー』みたいな、メジャーなものに対する対抗意識というか。別にテレビで売れてるからって正解じゃねーからな、みたいな感じにどんどんなっていくんですよね」
F:「10年くらい下積みあったら、その時間でもう理論武装もかなりいい理論武装ができ上がってそうですもんね」
B:「でき上がってますね、もうガチガチに(笑) ライブシーンではウケてるから、やっぱり。で、テレビに出ていくとライブには出なくなってきたりするわけで、いやもう板の上に立ってこそだ、こっちで笑いとってる方が偉いんだ、みたいな感覚にはなってましたね。どっちもすごいんですけどね、本当は」
F:「ありましたね。僕もデビュー前後の頃って結構そういうことありました」
(曲:Good Luck)
F:「僕もデビューした当時は全然売れてなかったんですけど、その時王道坊主さんっていう長崎の先輩バンドがいて。横道坊主さんやG.D.FLICKERSさんのライブを見に行っちゃ、打ち上げに参加しちゃ、ただ酒呑ましてもらってっていう感じだったんですよ。そういう所に転がり込んでるのだけは得意な男だったんで、『ライブハウスのライブは最高ですよね』みたいな話をしてたんだと思うんです。で、僕ももともと、いわゆるテレビから流れてくる音楽よりは、自分で探したレコードが好きで、これが自分が最高に気に入っている音楽で、これが最高にかっこいいんだと。世の中の人は分かってないみたいに思っていたので。そういうことを、酔っぱらっちゃあクダ巻いて、下北やら始発前の渋谷の街で先輩バンドの人と話してて。でもある時、そのロックバンドのある先輩が言ったんですよ。『でもさ、このままじゃだめだよ』『え、何がっすか』『せっかく好きな音楽やってバンドやってるんだから、俺たちやっぱり街歩いてワーキャー言われたり、もう街歩けなくなったりしないと駄目だよな』ってボソッと言ったのよ。あ、やっぱりこの人本当はそう思ってたんだ、ってその時ハッと気付いて。なりたかったものとなれたものが違うんだ、というようなことを、いみじくも明け方の渋谷や下北かなんかでぽろっと言ったことをすごくよく覚えていて。あ、自分がすごいかっこいいな、好きだなと思っているロックバンドの先輩でもそういう風に思うんだ、じゃあ俺も先輩がそう言うんならちょっと頑張んなきゃな、と思ったのを思い出しました」
B:「結局みんな、キャーキャー言われたくて始めますからね」
F:「やっぱり一回はそこにいってみて、やっぱり思った感じと違うから違うことやるわ、っていうんだったらいいけど、いったことないのにそこは違うって最初から否定するのは違うなってことを思いましたね」
明日もお楽しみに!
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投稿時間:2016-03-24 07:21:39 |
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