前のブログで『幸せ』について考えてみたが、さっぱり分からなくなってしまったので、自分が
ハマったアプリを思い出してみる。
ところで、思い出せば私の34年の人生はゲームとともにありました。
5歳の時のエポック社のスーパーカセットビジョンに始まり、セガSG-1000(だっけ?)→ファミ
コン→ディスクシステム→ツインファミコン→PCエンジン→PCエンジンCD-ROM2→セガサター
ン…(以下省略)。
基本的に自分の人生は、
“ゲームにハマり→費やした時間を嘆く→すぐに忘れる→また別のゲームにハマる” の繰り返しの
ダメ人間の典型なんです。
そんな人生でも一二を争うほどハマったのがこのHUDSON SOFTの『ELEMENTAL MONSTER』。
iPhoneが発売されて間もない頃にリリースされたiPhone用のタワーディフェンス型のゲームです。
タワーディフェンス型というのは、ゲーム内のマップ上にキャラクター等自分のユニットを配置
し、侵攻してくる敵を迎撃するゲームです。敵を撃退できずに、マップを通り過ぎてしまうとゲ
ームオーバーとなってしまうわけです。
配置する方法やキャラクターの特性など、かなり戦略的に考えないといけない相当頭を働かせな
いとできないゲームです。
来る日も来る日も、移動中も寝る前も風呂でも食事中でもとにかくやり込み、最終的にはうちの
お嫁ちゃんに「それ以上続けるんだったら実家に帰る」と言われるまでハマりまくったこのゲー
ム。
じゃ、ここまでハマった理由を今冷静に考えてみる。
1:『脳みそに汗をかくくらい考える』面白さ
ステージが進めば進むほど、わずかな配置のズレ、配置のタイミングでクリアを逃してしまう。
クリアできなければ当然悔しいわけで、いろんな事を試してやっとクリアする。
そんな繰り返しが達成感につながったんだな。
2:キャラクターがカッコいい
とにかくキャラがいい!!こういうキャラが画面内で動いて攻撃してる様にゾクゾクするわけで…
気に入ってるキャラがズバズバ倒しているのを見るとなんとも爽快に感じる。
3:ランキングで競える
このゲーム最終的に最後までクリアすると、タイムアタックなるモードが出現する。
このモード一定時間内にどれだけの敵を倒せるか?っが基準。
このゲーム止めようと思った頃には、Stage1の記録で世界5位にまでなっていた…
アプリを通して何処の誰かも分からないユーザーと戦っている。自分が休んでいる間にもその
相手が記録を塗り替えるのかも?そんな変な強迫観念に捕われていたな。
なるほど、なるほど。達成感、爽快感、強迫観念か。スマホのアプリにこんなにハマるなんて
…、って思ってましたが、ネトゲにハマるのと同じ原理か。
ゲームを作る側で考えたとき、ユーザーのこういう心理を如何にうまくかき立てるのか?を考
えないといけないんだな。
こちらの“ハマれハマれ”っという思惑をいかに悟られずにユーザーに受け入れてもらえるのか?
なんとも男女の駆け引きに似ているような…。
下心を悟られまいとする男(制作者)、そしてそれを見透したように行動する女性(ユーザー)。
いや〜深い、深いね。オイラにはそんな仕掛け考えるなんてまだまだ無理ですな。
ハマらないと思う方、試しにダウンロードしてみては ?同じような思いになりますって〜
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