ジャバ谷です。
ところで私はすでにいくつかアプリを作っています。iPhoneアプリです。
「TimeTools」
初めて作ったのがコレ、時間計算・計測アプリです。
450円って高っ!て話ですが、使う人は使うアプリなんです。
フランス語の参考書が高いのと同じ原理と考えてください。
「オールナイトニッポンモバイル」
ニッポン放送のケータイサイトで聴ける「オールナイトニッポンモバイル」という番組を
一部iPhoneで聴けるようにしたものです。
「編成部のフタ」
振ったら「バシッ」と吉田が痛がるアプリを作ってほしい、とミューコミプラスから
頼まれて作りました。 これはほんと、1日くらいで作りました。
全部、すごく単純なアプリです。
別にandroidのことだけ語らなくてもいいらしいので、
ちょっとここで、何でiPhoneアプリを作り始めたのかだけ振り返ります。
前回のエントリーで書きましたが、
「みなさん人生観を変えたほうがいいと思います(笑)」
と(笑)したのは、ソフトバンク孫社長でした。 決算説明会での発言です。
彼はこうも言います。「今までiPhoneなしによく生きてきたなと」
この時点で、孫氏目線で言うと私は
「いまだにiPhoneなしによく生き長らえているユーザー」 でした
しかもかれこれ12年くらい、東京デジタルホン以来、 J-PHONE、Vodafone、Softbankと
ころころ変わるキャリアそれぞれに 経常利益を献上してきた優良ユーザーです。
でもあのように孫氏に言われると
「な、なんか急速に周囲が不便に思えてきた! 生きにくい! うぐっ」
と、可及的速やかに息が苦しくなると同時にヒザに水がたまり始めまして、
満身創痍の中会社を脱出し、 3分ほど匍匐前進を強行したところ、
ちょうど頭上には有楽町ビックカメラが
そしてiPhone3GSの店頭実機を触った私の呼吸は、急速に楽になるどころか
逆にマイナスイオンさえ生成し始めたと同時に、
ヒザにたまった水は瞬時にCRE556に変性し、なめらかな歩行性能を取り戻したのでした
これはいいな、買うかな。と。
しかし安定した利益を提供し続けてきた優良ユーザーは、 せこい考えに悩まされます。
「機種変してからまだ1年ちょっとなんだよなー」
金銭的には損だが、精神的には得。 このミゾを埋めるにはどうしたらいいのか…
その解決策が「iPhoneアプリ作っちまえ」だったわけです。割とせこい動機です。
また25年前、まだヒゲも産毛だった頃の私の家には、マイコンと呼ばれる物体がありました
この物体は、25年後には劇的に薄くなったり2つ折りになったりして、
封筒に入れてみたら「Yes, 入った!」と外人たちが大いにジョイフルする
パソコンと呼ばれるものの昔の姿です
スイッチいれて、指定のカセットテープを回して4分待たないと動かないんです
そういえば若者さん、カセットテープってなんだか分かる?
ちなみに初めて買ったCDなに?あ、そっからもう配信なの? まーいいや。
ソフトも少し売ってましたが、 大概の場合このマイコンに何かさせるには
基本的に自分で作らないといけません
プログラムっていうのは、これみたいなやつです。
当時我が家には初代ファミコンはありませんでした
我が家の家訓「ゲームとは 遊ぶんではなく 作るもの」
当時はこういうプログラムをひたすら掲載している雑誌がありまして
ゲームをやりたい私は雑誌に載っているプログラムを見ぃ見ぃ、ひたすら打ち込みました
ネットもないし、コピペもありません。カタカタと写経です
子供だからブラインドタッチなんてできないし、すんごい時間かかりました
テープ回して4分待って、しかも写経って、そりゃ我慢強い子供に育ったもんです
同じ子に5回告白するくらいなんでもない青年にだってなります(しかも結果付き合えず)。
でも写経しているとほぼ自動的にホトケ様に近づくじゃないですか。
それと同じで、プログラム打ち込んでいると、最低限分かってきた感じで。
その最低限で、最初に書いたアプリもなんとか作れました。
私のエントリーでは、そういう最低限をなるべく分かりやすく伝えていきたいと思ってます。
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